『孫子』 2014年3月 (100分 de 名著)

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制作 : 湯浅 邦弘 
  • NHK出版 (2014年2月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784142230365

『孫子』 2014年3月 (100分 de 名著)の感想・レビュー・書評

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  • 実践的な賢い戦いの書
    いろいろな文献があるけど、内容は面白い。

  • 他の孫氏に関する本が読みたくなった。

  • 「彼を知り己を知らば百戦して殆からず」「風林火山」「呉越同舟」などで有名な孫子の概略が理解しやすい。
    戦わず、敵地も温存して勝利をおさめるのが優れた勝ち方であり、そのために事前の情報や準備、戦略・計略を説く兵書から、その基本理念、リーダー論、数々の知略、組織論について取り上げる。
    呉越同舟(協力すること)や(集団のエネルギーである)勢いなど、自分が誤解していることも分かった。
    14-193

  • ■書名

    書名:『孫子』 2014年3月 (100分 de 名著)
    著者:湯浅 邦弘

    ■概要

    戦わずして勝つ――――それが最上の策である
    約2500年前の春秋・戦国時代の兵書として知られる『孫子』。長く
    中国ではもちろん、日本の戦国武将やフランスの皇帝ナポレオンに
    も影響を与え、今なおビジネスやスポーツの現場で愛読されている。
    単に「戦術・戦略論」では語れない、その普遍的世界観を読み解い
    ていく。
    (From amazon)

    ■感想

    孫子関連の本読むの、何冊目かな??
    数冊は読んでいる気がします。

    本作は、例の100分シリーズです。
    (一時的にこの本読まない時期があったので、たまってしまっていま
    す。。。)

    この本の解説は面白いです。
    実際に、孫子がこの考えで戦い、どういう結果が出たかは分かって
    いないようです。
    ですので、実際、これが効果があるかどうかは、孫子自身が示した
    わけではなく、のちの世代の人々が示した事になります。

    これ、面白いです。

    つまり、「実績があるかないかは分からない人」が書いた抽象的な
    戦略がのちの人々を動かしたのですから。
    今であれば、考えられないことです。
    だって、ただの口だけの人かもしれないわけですから。

    過去の時代では、もしかしたら、この孫子の兵法は実績が伴った
    人が書いたものだったのかもしれません。

    現在でも、この孫子の兵法は色々な人に読まれているわけで、哲学
    書として、面白い経緯をたどった本だな~と思います。

    役に立つことが一つはあると思いますので、未読の人は、読んで
    見てもいいと思います。

    ■自分がこの作品のPOPを作るとしたら?(最大5行)

    孫子の兵法の経緯を知りたい方は、是非!!
    100分で孫子の兵法のあらましが理解できます!

    ■気になった点

    ・戦争は、割に合わない仕事。

    ・戦争は早く引き上げる方がいい。
     長引いても、良い事は無い。

    ・最上の勝ち方は、戦わずに勝つこと(戦略やスパイ行動(情報戦)
     で勝つこと)

    ・事前準備で¥こそが勝利を約束する。

    ・怒りや恨みは時間がたてば癒される。しかし、人命はひとたび失え
     ば二度と帰ってこない。

    ・将軍が最初になすべきことは、部下の信頼を得る事。

    ・将軍は君主にも、必要があれば意見を述べ、部下に動揺を与えな
     い事が必要。

    ・相手をだまして、戦争をせずに勝つ。

    ・目に見えない情報にこそ、お金を使う必要がある。

    ・相手を動かすには、相手の利になる物を見せ、行動を起こさせること。

  • (2014.04.10読了)(2014.02.26購入)
    100分de名著で取り上げられた中国の古典は、『論語』『老子』に次いでこれで三冊目です。
    『論語』『老子』は、一端をかじったことはあるのですが、『孫子』は、はじめてです。
    『軍師官兵衛』『風林火山』などで出てくるので、戦争をやる場合に必要になるのかということになりますが、詳細に述べているわけではないがためにいろいろと応用がきくようです。
    戦わずして勝つのが一番いい、とか。戦うには、情報が大事だ、とか。また、『孫子』をもとに後世につくられた『三十六計』には、あれこれ検討した結果として、どうやっても勝ち目がなかったら、逃げろ、とか。
    いろいろと仕事や人生で応用できることがあるようです。

    【目次】
    【はじめに】乱世を生きぬくための哲学
    第1回 戦わずして勝つ!
    第2回 心をつかむリーダーとは?
    第3回 勝つための知略
    第4回 勢いを作りだせ!

    ●孫武(4頁)
    『孫子』は、春秋の五覇と呼ばれた諸侯の一人、呉王闔廬に仕えた孫武がまとめたとされる軍事思想です。
    ●最上の勝利(24頁)
    およそ軍隊を運用する際の原則は、敵国を保全したまま勝利するのを最上の策とし、敵国を撃破して勝利するのは次善の策である。
    ●最善の策(26頁)
    百戦して百勝するというのは最善の方策ではない。戦闘を行わずに敵の兵力を屈服させるというのが最善の方策である。
    ●将軍に必要な資質(32頁)
    一番大切なのは「智」、つまり、情報を的確に分析し、冷静な判断を下せる知性だというのです。
    二番目の「信」は、国に忠誠を尽くし、君主からも、部下である兵卒からも信頼される信義の心。三番目の「仁」は、部下を使い捨てにせず、隠密行動を行う間諜にも篤い愛を注ぐことができる思いやりの気持ちです。ようやく四番目にくるのが、敵を恐れず前線で采配を振るう勇気。そして最後に、規律を厳格に適用する「厳」が挙げられています。
    ●冷静に(35頁)
    怒りや恨みといった感情は、いつか時間によって癒される。しかし、国家や人命は、ひとたび失ってしまえば二度と帰って来ないのだ
    ●勝敗(44頁)
    たとえ戦いに勝っても、自分がいたからこそ勝利したなどということは決して言わない。手柄はすべて主君のもの。逆に、敗れたときには甘んじて罪を被る。
    ●勝てない場合(69頁)
    勝算が立たないからここで潔く散りましょう、劣勢だから全員で討ち死にしましょう、といった発想は、『孫子』にも『三十六計』にも出てきません。

    ☆関連図書(既読)
    「孔子『論語』」佐久協著、NHK出版、2011.05.01
    「論語」貝塚茂樹著、講談社現代新書、1964.08.16
    「論語の読み方」山本七平著、祥伝社、1981.11.30
    「老子」蜂屋邦夫著、NHK出版、2013.05.01
    「老子」小川環樹訳、中公文庫、1997.03.18
    「タオ 老子」加島祥造著、筑摩書房、2000.03.25
    (2014年4月13日・記)
    内容紹介(amazon)
    約2500年前の春秋・戦国時代の兵書として知られる『孫子』は、長く中国ではもちろん、日本の戦国武将やフランスの皇帝ナポレオンに影響を与え、今なおビジネスやスポーツの現場でも愛読されている。単に「戦術・戦略論」では語れないその大いなる普遍的世界観を読み解いていく。

  •  この「100分de名著」シリーズにはまっている。毎月とても面白い書を選択してくれる。3月の「孫子」は何度も読んだり、中国制作のビデオを見たり、とても身近な存在だ。解説書はさまざまあるが、これはテレビと併せて読むようにしてあるので、とても分かりやすい。

     孫子の真骨頂は、やはり「戦わずして勝つ」だろう。なぜ古典となり得たのか。具体例を一切取り上げないことで、孫武の思想の自由度を高めた。それは組織や経営にも当てはまり、時代が変わっても読者を獲得できたという。

     次号のテーマは「万葉集」である。これもなかなか一息に読める作品ではないので、ここで取り上げられて幸いに思う。楽しみにしている。

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