アドラー『人生の意味の心理学』 2016年2月 (100分 de 名著)

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制作 : 岸見 一郎 
  • NHK出版 (2016年1月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (116ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784142230594

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アドラー『人生の意味の心理学』 2016年2月 (100分 de 名著)の感想・レビュー・書評

  • 毎回楽しい。来週で終わりか…。マジメにこの号買おうかなと思っています。岸見先生の解説が心に刺さりつつ、「おぉー!」「これだ!」と思う日々です。

    でもこのテキストだけじゃ絶対に足りないと思うのも事実。

  • 恐るべし 100分で名著。
    コンパクトで読みやすい。
    放送も楽しみでした。
    岸見先生のお話がゆっくりと心に突き刺さりますっ!!

  • 薄い本ではあるけれど,テレビ番組と相まって,とてもわかりやすい.何度も読み直しているが,その度に発見がある.

  • 「嫌われる勇気」がベストセラーになったことで、にわかに有名になったアドラーの代表作について、優しく解説した本。

    少し癖のある会話形式となっている「嫌われる勇気」よりも、シンプルにアドラー心理学を学ぶことができる。そのためアドラーに興味をもって「嫌われる勇気」を手に取ったんだけれど、何となく文体がしっくりこなかった人に特にお勧め。

    自分にとって特に気に入ったのは「原因説ではなく、目的説」という考え方。

  • アドラーの思想に強く惹かれながらブームに違和感を覚える理由が、「影響因」についての言及が少ないためだとわかった。
    確かに決定因ではない。アドラーの言うライフスタイルは自ら選んでいるものだが、子供のころの選択では周囲の環境が大きな影響を与える。だから教育が大事だともアドラーは言っている。そこを飛ばして自己責任論に結び付けるのはアドラーの本意ではないだろう。
    状況を客観視できるようにして、「ライフスタイルは選びなおすことができるよ」と援助する必要がある場面は多いはずだ。でなければカウンセラーもいらない。

  • アドラーの考え方がシンプルにまとまっていて、読みやすい1冊。

  • 読了。NHKのテレビテキストである。最近流行りのようであるが、なんで広まらなかったのかなと思った。納得できる内容で、仏教の教えに近いのかなと考えた。トラウマなどは、過去のつらいことは、事実としても、それが原因で、今の行動を制限されることはないとあった。なるほどと思った。いまの仕事の悩みを解決してくれるものなかったが、前に一歩踏み出そうとの気持ちにしてくれる。

  • いわゆる“アドラーブーム”に乗っかり番組を見て触りを学べたらという感じで購入。優しいけど固い、なるほどなあと思えながら読み進めました。実践はなかなか難しそうだけど、いろんな精神状態でも通じるところがあって何度でも読みかえせる本だと感じました。

  • ○なかなかアドラー本が手につかない人におすすめ。番組閲覧併用推奨、番組見なくてもうまくまとまってます
    アドラー心理学を解説し世間に広く伝えようとする哲学者・岸見一郎先生が、NHK「100分de名著」の中でアドラー著「人生の意味の心理学」を解説したテレビ用のテキスト。
    すでに終わっている番組ではあるが、何かしらの方法で閲覧しながら読むとより理解が深められると思う(わたしは番組はまだ見ていないが、他の岸見本は読了したものもある)。

    「人生の意味の心理学」の肝は、「共同体感覚」であるという。
    「共同体感覚」を深く掘り下げると、
    ①ありのままの自分を受け入れること(自己受容)
    →ありのままの自分ではいけないかもしれないが、与えられたもの(すなわち、いま自分の現状)をどう使うか、が重要
    ②自分が共同体の中で価値があると感じること(他者貢献感)
    →行動や存在について、すなわち生きていることで他者に喜びを与え貢献していると、感じてみよう
    ③他者を仲間として信頼すること(他者信頼)
    →信用が条件付きで人を信じることだとすれば、信頼は人を無条件に信じることを指します。裏切られることを前提に信頼をしなければ誰とも深い関係になることはできないのだから、しあわせになることはできない。

    上記三点は連環をなし、この共同体感覚を育むことが教育の目的だということです。

    こんな人がたくさん世界に増えたら、他の人のことも自分のこともありのままに見て尊重できる世の中になれば、世界も変わるにちがいない、と語ったアドラー。人間の拭えない煩悩への挑戦である気もしますが、この現代社会の中で歯車となって病みながら働く私たちに突きつけられた「働き方・生き方を変えて良好な職場環境を生み出すための挑戦」である気もしてきています。

    まずは、自分を信頼し、ありのままを見て、必要に応じ自分を変える決意をして行動することからなのだろう。
    仕事が上司のせいで辛い、と言う時代は終わったのかもしれない。その上司と向き合えない自分と向き合うことこそ大事なのだろう。
    上司にも変わってほしい。仕事のできない部下、という見方ではなく、それを生み出す現状を見いだし、必要に応じて自分を変える決意をして行動することが必要なのだと思う。

  • 前回、同じ著者のアドラー心理学の入門書を読んだが、わかりずらいところがあり、いまいちアドラー心理学について理解が進まなかった。
    本書はNHKで放送されていた番組のムック本で、わかりやすくアドラー心理学が理解できた。
    ページ数も少なく手軽に読めるので、アドラー心理学に興味がある人には是非手に取ってもらいたい書籍だ。

  • アドラーの心理学は、”心理学”というよりは"哲学"であるように思われる。

    特に自分自身を見つめて、他者に振り回されない考え方については非常に理解ができる。

  • いつも通りの岸見さん

  • 目的思考がポイント。

  • (2016.03.08読了)(2016.01.29購入)
    アドラーさんって誰? なにした人? という感じなのですが。
    「アルフレッド・アドラーは、今から一世紀ほど前に活躍したオーストリア生まれの心理学者・精神科医です。日本においてはごく最近まで、その名をほとんど知られていませんでしたが、欧米ではフロイトやユングと並ぶ「心理学の三大巨頭」の一人として高く評価されてきました。」(4頁)
    フロイトやユングは知っていても、アドラーさんは知りませんでした。「嫌われる勇気」がアドラーブームをつくりベストセラーになっていることも知りませんでした。
    フロイトは、人間心理の深層には、性欲があるということで、いろいろと説明してくれましたが、アドラーさんは、何に目を付けたのでしょうか。
    ・一緒に仲良く暮らしたいのであれば、互いを対等の人格として扱わなければならない
    ・あらゆる悩みは対人関係の悩みである
    といったあたりのようです。

    【目次】
    【はじめに】すべての人は対等な関係にある
    第1回 人生を変える「逆転の発想」
    第2回 自分を苦しめているものの正体
    第3回 対人関係を逆転する
    第4回 「自分」と「他者」を勇気づける

    ●これからの人生(10頁)
    これまでの人生はこれからの人生をどう生きるかには影響を与えない
    ●フロイトとアドラー(17頁)
    (フロイト)「人間には攻撃欲求がある」
    (アドラー)「人間は仲間である」
    ●過去の経験(21頁)
    過去の経験が私たちの何かを決定しているのではなく、私たちが過去の経験に「どのような意味を与えるか」によって自らの生を決定している
    ●目的論(21頁)
    目的論においては、立てられる目的や目標は未来にあります。過去は変えられなくても、未来は変えることができます。
    ●どう使うか(32頁)
    大切なのは何が与えられているかではなく、与えられているものをどう使うかだ
    ●対人関係(39頁)
    対人関係は悩みの源泉ですが、生きる喜びや幸せは、対人関係の中に入っていかないと得ることはできません。
    ●仲間(56頁)
    自分にしか向けられていない関心を、他者に向けていく―そして、他者を競争すべき「敵」ではなく、協力して生きる「仲間」と思えるようになれば、誰かの役に立ちたいという気持ちが生まれてきます。
    ●対人関係の問題(59頁)
    対人関係の問題は、他者を自分の行く手を遮る存在、「敵」と見なすことから生まれます。
    ●仲間(60頁)
    他者を敵ではなく「仲間」を考えてみれば、人生は大きく変わります。

    ☆関連図書(既読)
    「精神分析入門(上)」フロイト著・豊川昇訳、新潮文庫、1956.06.10
    「精神分析入門(下)」フロイト著・豊川昇訳、新潮文庫、1956.06.15
    「夜と霧 新版」ヴィクトール・E・フランクル著・池田香代子訳、みすず書房、2002.11.05
    (2016年5月9日・記)
    内容紹介(amazon)
    この「生きづらさ」をなんとかしたい
    フロイト、ユングと並び称される心理学者アドラー。その思想のエッセンスを紹介した『嫌われる勇気』がベストセラーとなるなど、いま注目を集めている。過去は変えられなくても未来は変えることができると説き、多くの人々を勇気づけているアドラー心理学を、『嫌われる勇気』の共著者がわかりやすく解説。

  • 2016年5月2日購入。
    2016年5月4日読了。
    非常に分かり易く、とても面白く、ためになった。
    TVで第4回目を見逃してしまい、どうしても内容が知りたかったので、購入したのだが、買って良かった。
    何度も読み返したい。

  • 2016年3月10日購入。
    2016年3月14日読了。

  • このシリーズ2冊目、
    いやぁ、本当分かりやすいし、目から鱗だしで、感心です。
    最近人気なのか。

  • アドラーについてひととおり理解するにはよい

  • アドラーに興味がある人は、入門として一読の価値あり

  • 読みやすく、わかりやすい内容でした。

    優越性の追求と劣等感の存在が進歩の原動力になる、という説明にとても納得しました。

    アドラー心理学の「勇気づけ」の意味も、本書で初めて「わかった」という感覚が得られました。
    ここで言う「勇気」とは、対人関係の中に入っていく勇気であること。

    人の中で生きるということ。

    今の自分を出発点として、他者へ関心を向け、協力し、貢献することによって、実現したい未来に近づいていけるということ。
    他のアドラー心理学の本も読んでみたくなりました。

  • アドラー心理学の第一人者、岸見先生による、アドラー本の100分で名著。「嫌われる勇気」でわかりやすく解説された、自分の人生を決めているのは自分の判断という概念に加え、子育てに関する指摘が多くあり、参考になりました。
    子供との関係も、対等であるべきというアドバイスには、かなり目から鱗でした。

  • コンパクトで、分かりやすい。
    TVもよかったです。

  • 人間の悩みは、すべて対人関係

    親子、夫婦、家族、友達、職場、社会…とほんとにすべて対人関係だなぁと!

    まずは、家族に「ありがとう」をたくさん言ってみよう

  • ◎あらゆる対人関係は縦ではなく横の関係にあり、人と人とは対等である。
    ◎あらゆる悩みは対人関係の悩みであるが、生きる喜びや幸せも、対人関係の中でしか得ることはできない。
    ◎過去の経験が私たちの何かを決定しているのではなく、私たちが過去の経験にどのような意味を与えるかによって自らの生を決定している。
    ◎大切なのは何が与えられているかではなく、与えられているものをどう使うかだ。
    ◎原因論でなく目的論。
    ◎優越コンプレックスと劣等コンプレックス。
    ◎競争する相手は他者ではなく自分である。
    ◎健全な劣等性とは、他者と比較して自分が劣っていることを感じるものではなく、理想の自分との比較の中で生まれるもの。
    ◎課題の分離
    ◎他の人が自分をどう見るかは、他の人の課題。他の人の自分についての評価をどうすることもできない。
    ◎人生の意味は貢献、他者への関心、協力である。
    ◎自己受容。ありのままの自分を受け入れる。
    ◎他者貢献。役に立てている、貢献していると感じられる時に、自分に価値があると思える。
    ◎他者信頼。
    ◎褒めること、叱ることは対等とみなしていないから。
    ◎人は誰にも何にも支配されない。どんなふうに育ったか、過去にどんな経験をしたか、また感情にも支配されない。自分が何にも支配されないのであれば、自分も誰をも支配することはできない。

  •  初めて知るアドラー心理学。フロイトとの違いで理解しようとすると色々と腑に落ちる。この歳まで生きてきて、アドラー心理学の方がより人間を理解している、人間というのはそういうものだということを、深く思うのである。というより、フロイトには違和感だらけであった。
    「これまでの人生はこれからの人生をどう生きるかには影響を与えない」「フロイトが「リビドー(性的欲求)」を人間のパーソナリティの基礎であると考えたのに対し、アドラーは劣等感をリビドーに代わるものとして持ち出して」「アドラーは人間をタイプで分類することを否定し」「あらゆる悩みは対人関係の悩みである」「人生の意味は貢献、他者への関心、協力である」・・・いちいちもっともである。
     合計100分の番組のためにまとめられている本であり、したがって簡潔すぎるくらいに簡潔であり、しかしながら、アドラー心理学のさわりをきちんと知ることができる。

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