赤毛のアンへの旅〜秘められた愛と謎

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  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784144071522

感想・レビュー・書評

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  • 「アン」シリーズに出てくる、場所、家、飲物、食べ物、建築、文学など豊富な写真と文で紹介。冒頭の文が脳科学者の茂木健一郎氏。なんと茂木氏は赤毛のアンをたまたま図書室で小学5年で読み、全巻読破、高校時には原書で全巻読んだという! プリンスエドワード島にも2度でかけたとある。

    木苺水とスグリの果実酒の写真も。木苺水は木苺を砂糖で煮て漉したエキスを薄めて飲む、とある。
    パフスリーブのワンピースの写真も。


    2008.4.25第1刷 図書館

    松本侑子さんのHPがあった
    http://office-matsumoto.world.coocan.jp/index.htm

  • 2020/03/08 追記
    こちらをご覧ください。 あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート
     → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1464.html

        ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

    2014年4月からの TV NHK 朝ドラ『花子とアン』でこの本のことを思い出しました。
    9/27に、放送は終了しましたが、「村岡花子」関連の本は、大人気のようですね。
    「赤毛のアン」シリーズも、もう一度読みたいな!

    ⇒ URLはこちら http://sea.ap.teacup.com/pasobo/1786.html 『2014/6/1 「赤毛のアンと村岡花子」』 : 〜 Myブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」
        〜 〜 〜 〜 ☆ 〜 〜 〜 〜 ☆ 〜 〜 〜 〜

    TVで「URLはこちら http://www.nhk.or.jp/bs/t_cinema/calendar.html#d20111012_1 『赤毛のアン』 : 」が特集ですね。
    見ていると 夢中で読んだ子供の頃に戻りそうです。 (*^_^*)♪

    子供の時には単純に読んだ話にも、もっと深い意味があるのかとか、
    舞台になったプリンスエドワード島ってどんなとこかとか、
    いろいろ興味が出てきます。

    そんな折、面白そうな本を見つけました。

    本を読んだのは、ずっと前なので、内容は忘れています。
    どうやら、TVと本は、1作目以降は内容・構成がかなり違うようですが・・・。
    もう一度、原作シリーズ、読み返す価値がありそうです。
    ただ、この本は、イマイチ 内容が不足というか・・・。 つまらなかった。

     ⇒ 「URLはこちら http://sea.ap.teacup.com/pasobo/1191.html 『赤毛のアン、懐かしい!』」 〜 パそぼとベルルのあれこれフリーク

    2011/10/12 予約 10/18 借りて読み始める。 10/22 読み終わる。

    内容と著者は
    内容 :
    アンにまつわる秘められた愛とは? 
     登場人物の名前はどこからきたのか? 
      花言葉に込められたメッセージとは? 
    プリンスエドワード島の美しい写真満載で、「赤毛のアン」の奥深い魅力を丹念に読み解く。

    著者 : 松本侑子 
    筑波大学社会学類卒業。作家・翻訳家、日本ペンクラブ常務理事。
    「巨食症の明けない夜明け」ですばる文学賞受賞。
    他の著書に「海と川の恋文」「ヨーロッパ物語紀行」など。

  • 作品のなかにこれほどたくさんの意味がこめられていたのか、とびっくり。写真でだどるアンの故郷、プリンスエドワード島。自分のイメージとぴったりのところもあれば、微妙にちがうところもあるけれど、現地を訪ねてみたいと思わせる。でも当時とはずいぶんちがって観光地化されていることを思うと、あこがれのままで残しておいたほうがいいのかも・・・。

  • 何故かしら懐かしい。

    小学生の頃,アンの空想に惹きつけられ 一気に読んだ頃とは異なり、また再び20代の頃原文で読んだのとも異なり、その後ふと2008年ごろ、見つけたこの本のページを捲った時とも異なり、「赤毛のアンに魅せらた年月」をふとふりかえってしまった。

  • 「赤毛のアン」が好きなら興味深く読める。

    松本郁子さんのTwitterをフォローしていれば、同じ内容を呟いていらっしゃるので、それで十分だと思った。また、朝日カルチャーセンターで、講義もされていて、そちらの方が内容は詳しいくらいなので、興味があるならそちらを受講されるとよいと思う。

  • 2021年1月期の展示本です。
    最新の所在はOPACを確認してください。

    TEA-OPACへのリンクはこちら↓
    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00240964

  • アンの物語の中にちりばめられた英文学の素養や詩や聖書の言葉。
    場所や人物の名前に込められた想い。
    豊富な写真と解説で、赤毛のアンの世界がさらに深く広がった。
    松本侑子さん訳のアンも読んでみたい。

  • 赤毛のアンは殆ど未読だが(新潮文庫版を途中で読むのを断念したため)、これは写真も多く詳しく解説しているため楽しく読めた。しかし、元を知らないのでうーん?なところも…。他の翻訳版で読み終えてからまた再読したい。

  • 映画の赤毛のアンを見るときに、とても参考になります。
    映像で写されているプリンスエドワード島のよさ、赤毛のアンが暮らした時代背景など、現地へ行ってこそ分かることもあると思います。
    本書をよんで、家族でプリンスエドワード島に旅行したいと思うようになりました。

  • プリンスエドワード島に行きたくなる。
    でも、現地は日本人ばかりと聞くと行きたくなくなる。でも一度行ってみたい。

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著者プロフィール

島根県出雲市生まれ、筑波大学卒。『巨食症の明けない夜明け』(集英社)ですばる文学賞、評伝小説『恋の蛍 山崎富栄と太宰治』(光文社文庫)で新田次郎文学賞。著作はイタリア、中国、韓国で翻訳出版される。『赤毛のアン』シリーズ(文春文庫)の日本初の全文訳を手がけ、作中の英米詩、シェイクスピア劇、聖書など数百項目を訳註で解説。金子みすゞの弟で脚本家の上山雅輔の日記と回想録を読解して小説『みすゞと雅輔』(新潮文庫)を発表。著書に幕末小説『島燃ゆ 隠岐騒動』(光文社文庫)、『英語で楽しむ赤毛のアン』(ジャパンタイムズ)など。趣味は編み物、洋裁、「すてきにハンドメイド」鑑賞。

「2021年 『金子みすゞ詩集 2022年1月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松本侑子の作品

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