別冊100分de名著 集中講義 旧約聖書 「一神教」の根源を見る (教養・文化シリーズ)

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  • NHK出版
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784144072185

感想・レビュー・書評

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  • 「短い人生の短い読書の時間」
    しかも、読みたい本は沢山ある。
    だが、この本のおかげで、
    ずっと読みたいと思ってきた「聖書」を何とか読み通すことができそうな気がしてきた。

  •      -2023.07.20読了

  • 救われないのは民が罪、という発想の転回
    故に救いのない宗教ともいえる
    南北の分裂と崩壊を背景にした契約思想の展開

  • やはり多神教の日本人には肌感覚として理解不能でした。もう少し勉強します!

  • 後半部分は難解。何度か読むことによって理解できるかもしれない。旧約聖書が矛盾に満ちた書であることはよくわかった。

  • 旧約聖書の簡潔な解説書。一気に最後まで通読。
    「何もしてくれない神は、なぜ「神」であり続けるのか」という命題を、ユダヤ王国の滅亡と多民族の支配、律法の観点から説明。
    しかし、なぜそのような宗教の信仰が、ディアスポラ以降2000年もの間続いているのか、今ひとつ納得できなかったのも事実。

  • 2021/2/14

    昔ドキドキして過ごしたバレンタインデーも、今や旧約聖書と過ごす日になるとは…笑

    まぁそんなことは置いておいて、今週から犬養道子の『旧約聖書物語』を読み始めたので副読本として活用。

    後半はやや難解で今の自分にあまり必要性を感じなかったため、主に前半のみ読んだ。僕の読解力不足だろうが、所々論理の飛躍が目立ち理解に苦労した。また来るべき時に再読しよう。

  • ユダヤ教とキリスト教の聖書に対する考え方の違いがよくわかる。特にユダヤ教がどのような考え方をするのかを、神との関係に焦点を絞って説かれている。旧約聖書の複雑さをまるごと律法として受けとめなければならないユダヤ教の困難と可能性、そうした中から生まれてきたイエスの思想の位置づけなどが、合理的なものの見方で整理されている。

  • 神と人間との数千年に及ぶ契約。

  • 元々の聖書に対する知識が不足しているため、そこまで内容は理解できませんした。とはいえ教科書なので、断片的ながら雰囲気はつかめました。
    今回で2回目の通読です。

    ユダヤ陰謀論なんて時には言われる宗教なので、気になって読んでみました。旧約聖書の全体を解説されているようなものが読みたいのです、複雑な読み物ということなので、それも難しいのですかね。

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著者プロフィール

加藤 隆(かとう・たかし)
1957年生まれ。ストラスブール大学プロテスタント神学部博士課程修了。神学博士。千葉大学文学部教授。著書に、『旧約聖書の誕生』(ちくま学芸文庫)、『新約聖書はなぜギリシア語で書かれたか』(大修館書店)、『『新約聖書』の誕生』(講談社学術文庫)など。

「2021年 『キリスト教の幼年期』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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