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- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784149233437
感想・レビュー・書評
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現在大ハマリ中。
信長、秀吉、家康の役選びは
かなり正しいと思う!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「功名が辻」のDVD全巻を観終え、司馬遼太郎作品の原作も読破したところなので、この書を手に取るのは自然な流れである。ついつい、ドラマと原作を比べ、脚本家の大石静氏の巧妙さに感心してしまう。もし原作通りのストーリーであればこれほどハマらなかっただろう。
例えば、本作品のキーワードの一つに「禁断の愛」を設定したこと。幼馴染ながら夫ある身の千代に対する六平太、実の兄へ献身的に尽くすお市の方の織田信長への愛、いとこ同士ながら主君の正室になってしまった明智光秀と濃姫、主君の妹(お市の方)に惚れ込んでしまった豊臣秀吉…。最後の一つに関しては別の作品でも描かれているが、他は大石氏の遊び心である。こんなスパイスがあると、ドラマの面白みもより深みを増す。これらを史実に絶妙に絡ませながら展開していく。他の大河ドラマとは異なり(近年でみても、平清盛、坂本龍馬などは複数ヒロイン制)、山内一豊は側室を持たないため、色恋沙汰に乏しい。そのため、周囲のキャラクターに恋愛関係を展開してもらうしかなかったのだろう。後編もさくっと読んでしまおう。 -
高知、宇治、長浜などを舞台とした作品です。
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