カーテンの陰の死 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1773)

  • 早川書房
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150017736

感想・レビュー・書評

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  • 深夜の広場で“何か”を捨てていた不審な男を目撃したマージョリーは、その男が女性の髪を頭皮ごと剥がす殺人犯で、かつ同じ下宿先の“誰か”だと知り……。様々な事件が絡み合うシリーズ三作目。→

    今回も最高だよー!!
    ツイスト博士シリーズ大好き!今回はアーチボルト警部とのやりとりもめちゃくちゃ楽しい!このコンビ良い。
    事件も髪剥ぎ(?)殺人と、カーテンの陰という“密室”殺人の二種類が絡み合い、かつ過去の事件も出てきて豪華!空飛ぶ絨毯とか呪いのナイフとか、好きな人は大好きな→

    展開じゃないかと!
    わくわく止まらんよー!ボリュームが少なめなのもいいんよね。テンポよく事件が起こる(リアルやとたまったもんやないけど笑)

    次!次読みたい〜!(絶版ですよ)電子書籍かなぁ……うぐうぐ。

  • 怖かった。。。残虐なのはフィクションでも好めない。

  • サクサク読めてバランスのいい作品だと思います。
    犯人は途中で分かったけど、面白く読めました。

  •  やはりこのシリーズは、最後の最後まで目が離せないというか、気を抜いていたところに衝撃が来る感じ。
     前作までほどのインパクトはなかったけれど、すんなりと一筋縄では終わりませんでしたね。

     てか、相変わらずハースト警部のキャラが…。
     もういい大人で、社会的地位もあるのに、何でこんな些細なことで激昂するのか理解できない。
     それ以外のキャラも、ちょっとしたことで怒りすぎじゃない?

  • アラン・ツイスト博士シリーズ3作目です。
    頭皮を剥いだ刺殺体が発見されます。
    登場人物の1人、マージョリーは殺人現場に偶然居合わせた犯人と同じ服装をした謎の人物が自分の下宿に入ってくるのを目撃します。
    この下宿には変人のピアニスト、若い新聞記者、自称作家、酒浸りの引退した医者、盲目の元美容師等の曰くのありそうな人物達が住んでいます
    続けて住人がカーテンで仕切られた密室状態の玄関で背中にナイフを突き立てられて殺害されます。
    その状況はなんと75年前に起きた迷宮入り事件とそっくり同じ状況なのです。
    この謎にツイスト博士が挑みます。

  • 2008/09/18読了

  • ツイスト博士シリーズ

    殺害され頭の皮を剥がれた遺体。犯行現場を目撃したマージョリー。彼女の下宿に犯人と同じ服を着た人物が帰宅し血のついたタオルが・・・。ツイスト博士の助言で犯人を探るマージョリー。犯人につながる何かを掴んだガーフィールドの死。散歩から帰宅した彼女の背中に突き立てられたナイフ、消えた犯人。75年前下宿の大家ハドソンの祖母が殺害された事件と同じ状況。容疑者スミス氏の怪しい行動と過去の髪切り事件。第二の皮剥ぎ事件の被害者とスミス氏の関係。スミス氏の家族の秘密。

     2010年10月31日読了

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著者プロフィール

ポール・アルテ:
フランスの推理作家。ジョン・ディクスン・カーに傾倒し、密室殺人などの不可能犯罪をテーマに、名探偵が活躍するクラシカルな本格ミステリを精力的に発表している。日本でも、2002年に邦訳された『第四の扉』以来、作品が3作連続で「本格ミステリ・ベスト10」の1位を獲得するなど高い評価を得る。

「2023年 『吸血鬼の仮面』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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