二流小説家 (ハヤカワ・ミステリ 1845)

  • 早川書房
3.39
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  • Amazon.co.jp ・本 (454ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150018450

作品紹介・あらすじ

ハリーは冴えない中年作家。シリーズもののミステリ、SF、ヴァンパイア小説の執筆で食いつないできたが、ガールフレンドには愛想を尽かされ、家庭教師をしている女子高生からも小馬鹿にされる始末だった。だがそんなハリーに大逆転のチャンスが。かつてニューヨークを震撼させた連続殺人鬼より告白本の執筆を依頼されたのだ。ベストセラー作家になり周囲を見返すために、殺人鬼が服役中の刑務所に面会に向かうのだが…。ポケミスの新時代を担う技巧派作家の登場!アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞候補作。

感想・レビュー・書評

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  • お世話になっている読書会のブクブク交換でいただいた一冊。
    映画化もされているようで、2012年に話題となったミステリーです。

    SF、探偵、ホラーなど、複数のペンネームを持ちながらも、
    生業とはできずに家庭教師で糊口をしのぐ、さえない中年作家・ハリー。

    その彼が、全米に衝撃を与えたシリアルキラー・ダリアンの死刑執行直前に、
    彼が半生を語った独白本を書くとのチャンスを得た所から、物語が始まります。

    折々で挟まれる、ハリーの作りだした架空世界の記述が、
    世界の境界をどこか曖昧にもして、現実と混在しているような錯覚に包まれました。

    こういった手法もあったのかを、非常に興味深く。
    なんとなく、「小説とは時代を映す鏡」とのフレーズが思い浮かびました。

    そういえば、ここ数年、ドラマなどでもよく見る現代に生きるヴァンパイア、
    流行ってるんですかね~、、「血」の持つ耽美性は万国共通なのか、なんて。

  • 個人的には、
    「クレアたんぺろぺろしたい」
    で最後まで読み通した。なので、終盤はほぼ登場しなくなるので残念。

    SM手記、SF小説、ハードボイルド探偵、ヴァンパイア小説(どれもポルノっぽい)で生計を立てている二流小説家が、殺人鬼から告白本の執筆の依頼を受けるが、それが血みどろの連続殺人と、人間の不可思議さを巡る冒険の始まりだった……という内容。評判は聞いていたし、三大ベストテンの1位を獲得した本だということも知っていたし、上川隆也主演で映画化(!)されるらしいので、積読状態だった本を引っ張り出して読んでみた。結果は……面白いかった。なんというか、笑える。

    ミステリーとしては普通。真犯人があの人だった、というのは驚くところでもあるけれど、ちょっと無理がありすぎませんか(日本と違って試験とか簡単なのか?)という印象だった。この辺りは、「意外な犯人!」とか「誰もが騙される!」みたいな煽り文句があったとしても、アメリカのミステリ小説って先鋭化が著しいので、特にこの小説が突出しているとは思わない。また、話が一段落してからの展開が、インフレからデフレ気味になるのも気になった。結局、そこなのか、と言われかねないけれども、クレアが出てこないし。

    でも、ミステリーは主軸ではなくて、人間の隠された一面がどんどん明らかになることで話が進むという構成は面白かった。FBI捜査官は人格者だと思いきや、退職後に本を出すために主人公に敵意を向ける(職務に忠実)し、主人公の元カノは思い出の中では美化されているけれども上昇志向が強くて、今ではビジネスウーマンになってしまっている。弁護士助手は真面目な死刑廃止論者だと思いきや、主人公の小説にどっぷりはまっている。主人公に到っては隠された顔が4面くらいある。そう考えると、真犯人の言葉使いとかは「ああなるほど」と思わせるものがあった。上手い伏線よね。

    全編通じてポルノ的言葉や描写が乱舞して、中盤以降は一気に血みどろの展開になるので、エログロが受け付けられない人には辛いと思う。僕は文字面だけで気持ち悪くなることはないので、結構楽しく読むことができた。どっちかというと、グロ系よりもエロ系のほうが濃厚で、特に殺人鬼のファン3人にインタビューをする中盤の、人間の秘められた欲望を覗き込むところはドキドキさせられた。人間性の迷宮に迷い込む感じ。話の構成は凝っていて、内省的で負け犬気質主人公の一人語りの合間合間に、偽名で出しているヴァンパイア小説やSF小説などが差し挟まれて、それが「いかにも!」という感じで大爆笑してしまった。とくにヴァンパイア小説は秀逸。なんというか、独り身の寂しい女性の妄想を手助けするという目的のためだけに作り上げられた世界、という二流っぽさが素晴らしい。

    一人称のミステリーの常として、主人公が「信頼できない語り手」として一貫しているのも良かった。また、彼の言葉による二流小説家の悲哀、ネガティブなものの見方、強い女性に振り回される姿などは、ライトノベル的な要素が強い。「小説家になってはみたものの、うだつがあがらず、現実ってこんなもんだと落ち込んでいたら、無敵の女子高校生と出会った」って、どんな『涼宮ハルヒの憂鬱』だよ! と思ってしまった。というわけで、この小説はクレアが最高です。口は悪いけれども、無償の支援をしてくれる美少女って、世界中の小説家の理想の女性像なんだな~と(違うかw)

    序盤の二流小説家の悲哀を一人語りする場面が、やっぱり一番の読ませ所だと思う。小説家になりたい人を『ワナビ』というらしいけれども、こんな人生をもれなく送れます、というぶっちゃけ話みないなものになっているから。あ、でもクレアがパートナーになるなら二流小説家になりたい! でも死体は勘弁ね。

  • ハンニバルが好きな人は好きなのでは。
    グロい箇所がけっこうあるのだけど、気取らない文体で描かれている主人公のお陰で許せる。
    各登場人物をハリウッドの役者で設定できるくらいに、映像が浮かびやすかった。クロエ・モレッツとジェシカ・ビールに出演してほしい。

  • ・「あら、もしあなたが本当にそう考えているのだとしたら、もしダリアンが極悪人で、万死に値するのだとしたら、善人であり、文明人であるはずのあなたが、どうしてあんな仕事を引き受けようとしているの?」
    「ちょっと待った。ぼくが善人だと、誰が言ったんだい。ぼくはただの物書きだ。だいじょうぶ。いずれ弁護士となった暁には、きみにも理解できるだろう」

    ・もし、作家を夢見て鉛筆を削っている者たちに対してぼくが述べ伝えることのできる掟がひとつあるとしたら、これがそうだ――読者のいやがる場面を書くとき、いや、何より自分自身が不快に感じる場面を書くときにこそ、作家はどこより力を入れるべきなのだ。

    ・あんたが書いてきた小説もおんなじことだ。あんたが動かした心を、あんたが植えつけた夢を、あんたが火をつけた欲望を思い浮かべてみろ。どんな愛に、どんな罪にあんたが触発されたのか、そんなことが誰に分かる?小説を書く理由がほかにあるか?文学ってのは、全世界をぶち壊そうとする試み以外の何物でもない。たとえば、こんな詩はどうだ――このページが剃刀で、おまえらみんながひとつの喉しか持たなきゃいい。

  • 久しぶりの海外小説だった。
    登場人物も沢山いたり、この作品が主人公がいろんな名前で小説も書くから、
    最初のうちはひとつひとつ噛み締めて読む感じでなかなか進まなかった。

    半分は1週間も。だけど残りの半分は一気に読んだ。
    事件が解明されていく過程はやっぱり惹き付ける。

    映画の内容も気になるが、だいぶ脚色されるんでしょうね。

  • おもしろかった。
    200ページからぐっと緊迫感を増し物語に引き付けられていった。
    有名な海外ミステリや海外ドラマをちょっと知っていれば、ますます楽しめる作品である。翻訳作品のおもしろさに、最近やっと開眼してきた。読み終わってなおわくわくしている。
    原題のserialistはシリアルキラーにかかっているのだろうか。

    主人公のハリー・ブロックは、ペンネームをいくつも持ついわゆる覆面作家である。世間には知人の顔を借りて著者近影を晒しており、ハリーの名で出版した著作はまだない。既に出版された著作についても、大きなヒットの覚えがなく、いまいちパッとしない職業作家としての日々を送っている。
    そんな中、檻の中の連続殺人鬼ダリアンから手紙が届く。ポルノ雑誌に寄稿していた際のハリーの大ファンであるというダリアンは、自身の告白本の執筆を依頼したいというのだ。

    私の勝手な偏見なのだが、欧米が舞台で中年男性が主人公の小説は、美女が出てくればとりあえず出会い頭にベッドシーンがある、と思っている。そういう文化かもしれないが、なんかもう、充分です、結構です、って気分。
    この小説においても、そういう描写はある。女性をターゲットにした連続殺人鬼が出てくる時点で過激な描写は避けて通れない。が、ハリーの性格がヘタレだからか、食傷気味にならずに読み進められた。
    機転の利く女子高生であるところのクレアに世話を焼いてもらってるシーンなんて、まるで日本のラノベみたいな設定だ。アバズレ調教師のくせに、迫り来るマゾヒストから大慌てで逃げるシーンもなかなかに笑えた。
    そしてそんなハリーに同情を向けられるほどのテレンス捜査官……。逆にかわいく見えてくる不思議。この小説の中で一番微笑ましいキャラクタじゃないだろうか。出世は無理だろうけどがんばれテレンス捜査官。

    ゲイのモーリスやインテリ美女のテレサなど、脇役のキャラクタもなかなか素敵である。陰惨な殺人事件がこの物語の主軸だが、ストリップ劇場でモーリスがはしゃぐシーンがなにげに一番お気に入りである。

    死刑について、私は擁護派である。生まれて死ぬ自然の中で、人に生殺与奪の権は無いだろう。でも人を殺してはならないという規範を説く以上、極刑は必要だと思うからだ。しかし、13階段や何もかも憂鬱な夜にを読むにつけ、執行官の苦悩だけはネックに思う。
    執行官が死刑囚を見たくないのは、復讐を恐れるわけではないと思う。ダリアンのような連続殺人鬼の描写を見ると麻痺しがちだが、多くの人は多分、殺人なんてしたくないのだ。
    私だってそうだ。どんなに悪行を重ねていたとして、そいつが死ねばいいと強く思ったとして、しかし、それを自分がしたいとは思わない。天罰が下ればいいのに、という気持ちだ。そうじゃないと割が合わない、という気持ちだ。
    勧善懲悪を夢見ていなければ、ミステリなど好んで読まない。だが実際の殺人なんて、関わりたくもないのだ。

    様々なことを考えさせられた。

    それにしても、翻訳小説は言葉が古めかしかったりおもしろい。
    アマっ子とか素寒貧とか、使わないよね(笑)。131ページの『二対の目』は間違いですかね?これだと目が四つあるよね?

  • 食べていくために様々な筆名でポルノまがいのSFやらヴァンパイアものやらを書きまくっている「二流」小説家が、死刑執行間際の連続殺人鬼に告白本の執筆を依頼される、というところから始まるミステリー。
    読み始めから「あ、これ面白い」と思った久々の本。
    二流小説家な主人公や、周辺の登場人物のキャラがどれもいい!間に挟まる主人公の書いた小説も、(ネットのレビュー見ると「冗長」「謎解きに不要」という意見が多いですが、)面白く読めました。
    個人的に一押しは、尾行ばれちゃう二流捜査官なテレンスくんです。
    これでおしまい、と思った後の畳みかけるようなラストまでの流れがよい。でも最後の最後がよくわからなくてもやもやする!どうしてくれよう!

  • 読みやすくてドキドキがとまらない。
    ・・・とこんな薄っぺらな感想でないとネタバレしたくなってしまう。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「ネタバレしたくなってしまう」
      ダメー!
      文庫待ち(しかし文庫になるのかなぁ?)
      「ネタバレしたくなってしまう」
      ダメー!
      文庫待ち(しかし文庫になるのかなぁ?)
      2012/07/24
  • 羊達の沈黙っていう偉大な先達がいるせいか、この手の作品を読む時は「あ、このシーンは映像化できそう」「ここはカットだな」っていう意味の分からない編集者の目線で読んでしまいます。損な性分だわ…。

    SF物からティーン向けバンパイヤ小説、果てはポルノまで幅広く書く小説家。
    娯楽のない刑務所の中で、彼のポルノに「お世話になっている」死刑囚。
    この2人の対決が物語の主軸です。…頭脳戦、って打つのは憚れるなあ…何でだろ…

    死刑執行が迫る中、囚人が主人公に提案したのは、シリアルキラーである自分の告白本を書かせる代わりに、自分の為だけにポルノを書けという内容。レクター博士とクラリスの会話と真逆すぎる(笑)。
    話題性抜群・ミリオンセラー間違いなしの申し出にテンションの上がる主人公と彼のブレーンのJKのやり取りを経て、惨劇の火蓋は切って落とされます。

    塀の中にいる男が嘗て犯した手口と酷似した方法で殺害される女性達。この描写も、なかなかグロテスクです。ここはカットですね←

    最重要容疑者になってしまった主人公は、図らずも過去の事件と現在の事件、両方の捜査に乗り出すことになるが、彼を待っていたのは意外な真相と新しい恋の予感…?


    読み応えは抜群です。相変わらずお財布に優しくないポケミスですが、買って損はしない一冊になってくれました。
    出だしの文章で購入意欲を掻き立てて、前半は幾分スローペースで話は進みますが、死体が一つ出てきた後は量産体制。
    合間に挟まれる作中作も、どれも面白そう。挟む意図は分かりませんでしたが。
    恋愛の要素も入れつつ、映画化にあたっては忘れちゃいけないドンパチを交えて、最後はしっかりあっと驚く意外な真相で締めてくれます。
    …が、本格推理小説、とは断し難いこの気持ち(笑)。
    シリアルキラーものは、謎解きっていうより、犯人との攻防を楽しむことに重点を置いてる気がするのですよね(´-`)それがいいとか悪いとかじゃなく、好みの問題ではあるんですが。

    …何かなあ、映画化の匂いがするのよねえ…←

  • 『狼から身を守ろうと、羊の群れが団結したにすぎないからだ。だが、何者にも縛られず、知性と理性とを持ちあわせた人間が従う唯一の法は、みずからの欲望のみだ』

    ミステリーとしての面白さは敢えて言う必要もない。むしろこの本を通して作家が読者に対峙する余りに正直な姿勢に驚かされる、ということを感想として挙げたいと思う。

    例えば、古畑任三郎が急にカメラ目線になって視聴者に問いかける時に起こる視点の跳躍。例えば、漫才師が反応の悪い観客に向かって「今のところ、笑うところですよ」と挑む時に起こる視線のベクトルの逆転。それらは大概は一つの物語レベルからその一つ上の物語を俯瞰するメタレベルへの逸脱という構図を持っていると思う。そしてその二つのレベルは通常交わることはない。はっきりと区別されているからこそ、その跳躍時のギャップから諧謔味が生まれるのだと思う。

    デイヴィッド・ゴードンの書きぶりは、主人公である作家によるモノローグの形を取り、しばしば物語レベルと俯瞰メタレベルの間を行きつ戻りつする。そこが少し古畑任三郎を思い起こさせるところなのだが、実はもう一つ、作家である主人公ハリーが著者であるデヴィッド・ゴードンとオーバーラップすることでもう一つ上のメタレベルへの跳躍も忍び込んでくる。その為に、物語の主人公の一言一言が著者の作家としての心情を吐露した言葉として受け止められかねない可能性を帯びているのだが、それを解った上で作家は敢えてミステリーとしての構成についての考察を自己言及的に語る(著者が作家に語らせる、というべきか)。同時にミステリーの芯をなす物語レベルの物語を語りながら。言ってみれば三谷幸喜が田村正和になり代わって古畑任三郎を演じるのを見ているようなところがあると感じるのである(解りにくかったとしたら、申し訳ない)。つまり単純に言えば、自分で自分の作品を解説するような居心地の悪さ、あるいは自慢話を聞く時に感じる居心地の悪さが、そこにはある筈なのだ。しかし、その居心地の悪さを読む側に意識させることもなく、物語レベルへとデイヴィッド・ゴードンは全て落とし込んでゆく。飽くまで主人公であるハリーがそうしたのだという枠組みを取りながら。そこがとても興味深い。そしてその野心的なアプローチは見事に結実していると思う。

    実際語られる物語のレベルの移行はどこもスムーズになされ、そんな風に改めて捉え直してみなければ、読者は今見ている主人公が、役になりきった田村正和なのか、田村正和を模した三谷幸喜なのか、はたまた役者としての田村正和本人なのかを、容易に錯覚してしまうだろうと思う。しかし、一人の主人公にそのような異なった顔が幾つも与えられ、更には作家として複数のペンネームを使い分ける多重性も重なり、そのペンネーム毎の劇中劇ならぬ作品中作品も登場するに至っては、読む側は常に同じモードでこのミステリーを読み通すことが叶わないことは確実だ。その目まぐるしく変化する読書モードがいつの間にかこのミステリーを更にミステリアスな落ち着かない雰囲気に導く。今追いかけている物語の謎解きがどのレベルで行われているのか、混乱が起こるのである。常に、裏切られるのではないか、という気持ちが心をよぎる、と言ってもよい。

    難を言えば、余りにも多様なものが詰め込まれているせいで、少々欲張った詰め放題の袋のように膨れ上がっているところがないではない。しかしそれはある意味で贅沢な不平であるとも言える。クロースアップマジックを見ているような気分、すなわち手の内は全て明かされているのにそれでも目の前のトリックに騙されているというような気分が読む側の気持ちを急くので、袋一杯詰め込まれたものはいとも簡単に消化されてしまうからだ。まあ、この手は二度は使えないだろうけれども。次の作品はどのようなアプローチを仕掛けてくるのか。

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