宇宙大作戦二重人間スポック (ハヤカワ文庫 SF 50)

  • 早川書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150100506

感想・レビュー・書評

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  • TV版のノベライズを書いた、ジェイムズ・ブリッシュの本。この話は彼のオリジナルだ。
    ブリッシュはSF作家としても有名で、なるほど、と思わせる。

    ※腐れファンは※
    二人が指輪を交換するシーンに悶えてください。

  • ・30年以上ぶりの再読。失礼ながら、かなりしっかりとしたSFだった。当時は、そのことに気付かなったし、話の筋も完全に忘れていた。

    ・転送装置が、本当に「魂」まで転送しているのかについて、疑問提示はされたが、測定不可能なので回答不能という扱いになっている。カーツワイルなら、もちろん、魂も込みだと自信たっぷりに言うんだろう。

    ・オリジナル・キャスト(ウィリアム・シャトナー版)と新キャスト(クリス・パイン版)かつ俳優(英語)・声優(日本語)を入り混ぜて脳内上映というのが、すこぶる面白かった。

  • 古書購入

  •  約20年ぶりの再読。当時は宇宙大作戦の全話を観ていなかったし、文章も難しくてよく理解できないところもあったが、今回の再読ではだいたいの流れはわかった。
     SF小説界の大物ブリッシュが作者。宇宙大作戦のノベライズのみならず、本作でオリジナルを手掛けたことからも、宇宙大作戦のSF作品としての出来の良さが窺える。恥ずかしながらブリッシュの他の作品を読んだことはないが、執筆当時の科学的考証が随所に(さりげなく)ちりばめられていて、素直にすごいと思う。カーク、スポック、マッコイ、スコットらのキャラの持ち味もよく抑えられている。
     会話や表現が文学的で意味が取りづらいところもあるし、ストーリーの展開も少し大雑把であっさりしすぎているが、宇宙大作戦のTVエピソードも(いい意味で)そんなところがあったから、これはこれでいいのかも。
     ただし、宇宙大作戦後の映画などの展開を考えると、ラストのクリンゴンに対するある制裁はかなり大胆だなと思う(笑)。

  • 長いだけでマニア向け
    表紙   3点金森 達
    展開   4点1970年著作
    文章   5点
    内容 530点
    合計 542点 

  • オーガニア平和条約に反して侵攻を開始したクリンゴン帝国。オーガニア人をバリアに閉じ込めその力を封じ込める。調査のため転送されたスポックは事故のために二人に。
    オーガニア本星に向かうエンタープライズ内で起きる妨害工作。


     1997年3月21日購入

     1997年3月24日初読

     2009年5月19日再読

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