星からの帰還 (ハヤカワ文庫 SF 244)

  • 早川書房
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本棚登録 : 70
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150102449

感想・レビュー・書評

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  • 過去の文庫本再読、版を見ると大学生の頃に購入して読んだ様子。内容はほとんど忘れていたが、恒星間宇宙旅行で地球へ無事帰還した宇宙飛行士の話。

    往復10年程の行程であったが、地球では150年程経過しており、全てが変わってしまっていたという物語。

    昨今話題のAIによるシンギュラリティ後の世界となっていたと書けば、今風かもしれない。人がシンギュラリティ後AIやロボットによって無理に働かなくても良い世界が実現されても、それが本当に幸せなのか??

    と言った観点で書かれているとも読むことができると思う。

  • 本というのは、いずれにしろとても個人的な出会いですよね。
    それこそ星の数ほどもある本のなかから、一生の間にほんのわずかの本と出会うわけですから。
    そんななかでも何度も読む本というのは、さらにずっと少なくなります。
    だから、そういう本をご紹介したりするのは、ちょっと恥ずかしいような感じもあります。
    長い期間に亘って、この本を何度読んだのか、いまとなっては自分でもわかりません。
    でもなぜか、ときどきふと思い出したように読みたくなって、本棚から取り出したものです。
    たぶん、別の世界に行きたくなって……。(*-_-*)
    今回ご紹介する本は、SF小説です。
    日本の作家の本ではなくて、ポーランドの作家の本です。
    いまとなっては大昔になってしまいましたが、ちょょっとSFに凝っていたことがあって、早川書房の「SF全集」というのをすべて読んだことがあリました。
    その全集の中に『ソラリスの陽の下に/無敵』というのがあって、これがとても面白かったのです。
    たぶん、そのことがあってポーランドのSF作家スタニスワフ・レムという名前を覚えていたのでしょう。
    そして、おそらく神保町の本屋の棚で、当時は集英社から出されたこの本を見つけたのかもしれないと思います。
    その「SF全集」は、とおの昔に自分の手元から離れています。
    ……でも、この単行本だけは、手放さなかったわけですよね。
    ときどき、なぜか、ふっとこの本を読みたくなるんですよ。
    http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-11058480939.html

  • 難しい話であるが、レムならいいのかも   
    表紙   7点ソロコフ
    展開   5点1961年著作
    文章   5点
    内容 640点
    合計 657点

  • 2010/5/7購入
    2011/6/3購入

  • ポーランドSF。
    読んだはずなんだけど内容を覚えていない。再読するまで暫定★3つ。

  • 切ないロマンス。

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著者プロフィール

スタニスワフ・レム
1921 年、旧ポーランド領ルヴフ(現在ウクライナ領リヴィウ)に生まれる。クラクフのヤギェロン大学で医学を学び、在学中から雑誌に詩や小説を発表し始める。地球外生命体とのコンタクトを描いた三大長篇『エデン』『ソラリス』『インヴィンシブル』のほか、『金星応答なし』『泰平ヨンの航星日記』『宇宙創世記ロボットの旅』など、多くのSF 作品を発表し、SF 作家として高い評価を得る。同時に、サイバネティックスをテーマとした『対話』や、人類の科学技術の未来を論じた『技術大全』、自然科学の理論を適用した経験論的文学論『偶然の哲学』といった理論的大著を発表し、70 年代以降は『完全な真空』『虚数』『挑発』といったメタフィクショナルな作品や文学評論のほか、『泰平ヨンの未来学会議』『大失敗』などを発表。小説から離れた最晩年も、独自の視点から科学・文明を分析する批評で健筆をふるい、中欧の小都市からめったに外に出ることなく人類と宇宙の未来を考察し続ける「クラクフの賢人」として知られた。2006 年死去。

「2023年 『火星からの来訪者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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