無常の月 (ハヤカワ文庫 SF 327)

  • 早川書房
3.59
  • (3)
  • (13)
  • (12)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 125
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150103279

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • SF。短編集。
    古本屋にて、タイトルと表紙に一目惚れして購入。
    パラレルワールド、ファーストコンタクト、医療、魔術師、終末、考察、ユーモアなどなど。バリエーション豊か。
    表題作は終末もの、期待ほどのインパクトはなし。
    気に入ったのは「時は分かれて果てもなく」「路傍の神」「ジグソー・マン」「終末も遠くない」。
    ベストは「スーパーマンの子孫存続に関する考察」。バカな内容を真面目に考える、シュールで笑えるユーモアSF。これだけで☆1個追加。

  • 面白かったです。
    1作品だけでこの評価ができるという
    恐ろしい本です。

    それが…
    あのスーパーヒーローをまじめ腐って
    心配する内容をわざわざ書くという。

    本当にあほらしい、と思えるぐらいに
    まじめに論じているところが恐ろしいです。
    でも、現実にありえてしまったら
    このスーパーヒーローのせいで
    地球が終わりそうです。

    …たぶん、あの部分までは
    スーパーなわけでは絶対にないと
    私は信じておりますが!!

    一方で表題作は
    パニック小説なはずなのに、
    どこか明るい雰囲気があるのです。
    そう、主人公はその現象を
    冷静すぎる態度でみつめていたから。

    そして、それが的中した後は…
    いやなほどに現実に戻されるのです。
    先は、どうなったのかしら…?

  • 古書購入

  • 中盤のテレポーテーションやタイムマシンやスーパーマンの子作りやらはダレるけど、さすがに表題作の美しい描写は、ウン十年の時を隔てても色褪せない。描写の美しさばかり記憶にあって、今回再読して、終末モノだったっけ、と思い出した位だw

  • パラレルワールドとタイムマシンに関する真面目な考察が面白い。
    スーパーマンの子孫存続に関する考察も馬鹿馬鹿しくていい。

  • SF短編集ですが、例の「スーパーマンの子孫存続に関する考察」が入っているのでこのカテゴリで

  • これも古典すぎて語れません。

全9件中 1 - 9件を表示

ラリイ・ニーヴンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×