停滞空間 (ハヤカワ文庫 SF 357)

  • 早川書房
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本棚登録 : 104
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150103576

感想・レビュー・書評

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  • ほのぼの上品な登場人物、非常に印象深い短編が9つも詰まっている。アシモフ作品には、男の覚悟の中途半端さがよく出てくるなぁ。
    ■ プロフェッション…創造力の見分け方
    ■ナンバー計画…計算力
    ■やがて明ける夜…星の生活に慣れすぎた
    ■ヒルダぬきでマーズポートに…息抜き
    ■やさしいハゲタカ…宇宙人の正義、イメージの力
    ■世界のあらゆる悩み…マルチヴァク
    ■ZをSに…風が吹くと桶屋が
    ■最後の質問…エントロピイを逆転させる方法を考えるマルチヴァクと宇宙の最後
    ■停滞空間…4万年前から送られてきたネアンデルタール人の子供と看護師の愛

  • 表題作が有名だけど、それ以外もかなりレベル高い。安心して楽しめた。

  • この中の短編が他の本で参照されていたので図書館から借用
    現時点では結構笑えるアイデアが多いが,書かれた時代を考えれば凄い。アシモフは凄い人だったんだ。


    2012/04/14図書館から借用

  • ややオチがわからない作品もありましたが、
    それでも意外性をついた作品や
    アシモフおなじみのSFミステリーもあり
    面白かったです。

    お勧めはやはり表題作かな。
    これはあまりに悲しく、むごい物語です。
    この領域はやはり禁じられたものですね。

    そう、最後の瞬間はあまりに
    悲しいものでした…

  • 短編集。タイトルになっている「停滞空間」が泣けた。

  • 短編集だったと思うけれど、表題以外は覚えていない。「あなたを一人にはしない、私がママよ」と危険な過去にエイプと去る姿に涙したけれど、半分はその勇気に対する畏怖の感情から出たものだったかもしれない。

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著者プロフィール

Isaac Asimov (1920―1992 )。アメリカの作家、生化学者。著書に『われはロボット』『ファウンデーション』『黒後家蜘蛛の会』等のSF,ミステリーのほか、『化学の歴史』『宇宙の測り方』等の科学啓蒙書やエッセイが多数ある。

「2014年 『生物学の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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