輪廻の蛇 (ハヤカワ文庫 SF 2)

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制作 : 矢野 徹 
  • 早川書房 (1982年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150104870

輪廻の蛇 (ハヤカワ文庫 SF 2)の感想・レビュー・書評

  •  ハインラインの中短編集。中ではやはりタイムトラベルものの名作と名高い表題作。きっかり時間指定して行ったり来たりするうちにすべてが等価になってしまう。無数回のコープ転位を繰り返すブルバレンだ。タイムパラドックスを逆手にとって矛盾ありまくりの循環世界を現出させてしまうところがうまい。まさに輪廻の蛇というわけだ。これを読んでいるぼくもジェーンの生まれ変わりではないかと思わされてしまう。が、その他の作品はどうもいまひとつな気がする。200頁近い「ジョナサン・ホーグ氏の不愉快な職業」も不可解状況で期待させられるわりには竜頭蛇尾だし。

  • 短編集。ハインライン初めて読みました。訳の問題か原文の問題かわからないけどやたら難しくて文章じゃ理解できない、しにくい点が多い。(「輪廻の蛇」、「歪んだ家」など)
    ただ、SFだ!というあからさまな雰囲気があってとても好き。「ジョナサン・ホーグ〜」とか。中でも「かれら」は幼少の時に考えてたことがそのまま書かれているようで恐ろしかった。誰もが考えてしまうことなんだろうな。

  • SFと言うよりは一種の不思議な作品と言った具合のもの。
    少し、結末部分に癖のある作品が多く、
    終わったところで?マークが出てしまう作品もあります。
    いったいなんのこっちゃ、と言う感じでね。

    作品としては不思議系のタイムトラベルものの
    表題作がなかなかいい感じです。
    この作品には衝撃の事実と
    衝撃の結末が待ち受けていますので。

    それと中編の1作品は
    ある種の哲学を文にしたものでは
    ないかと感じてしまうほど。
    なぜかある「存在」が実は実際にあったのでは?
    と思わせるほど説得力があるのです。

    これも、最後がかなりえぐいです。
    ハッピーエンドではないことを付け加えておきます。

  • 1959年の作品

     夏への扉で有名なハインラインの短編集。夏への扉はどんな話か忘れてしまった輦が、終話直前までひっぱり、直前で一気に畳み掛けるストーリーは軽快である。

     面白くない作品も入っているし、第一編の「ジョナサン・ホーグ氏の不愉快な職業」なんて200ページの短編(?)である。どちらかというと私好みではないが、ハインラインはSFファンとして抑えておくべき作家であることは事実だろう。

  • 「ジョナサン・ホーグ」はあまり趣味ではないですが、「歪んだ家」、入ってみたい〜、入っているような気分。同じ場所なのに違う場所のようなその複雑さ。

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