- Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150105914
感想・レビュー・書評
-
古書購入
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
白クジラはよしとしても、結末がよくわからない
表紙 7点加藤 直之
展開 5点1983年著作
文章 4点
内容 585点
合計 601点 -
成長のものがたり
-
こっちも一気読み。
斜め読みに近い。ガニメダを舞台とした狩人の成長物語の側面が強く、ファースト・コンタクト色が薄い。確かに傑作なんだが、 やはり古い本は読み辛いなぁ。 -
久しぶりの再読です。
ベンフォード作品は何冊も本棚に並んでいることから、一時は私が嵌った作家さんの様ですが、どうもはっきりとした記憶が。。。作品そのものより、科学者作家というレッテルばかりが残って居る程度で。
ハードSFを期待して読み始めたのですが、むしろジュブナイルに分類されるべき作品かもしれません。確かに描かれる背景ガニメデや遺伝子操作された動物などはハードなのですが、ストーリーそのものは少年の成長物語です。
雰囲気は重苦しく陰鬱です。これも記憶が定かではないのですが「砂の惑星」に似ているように思います。また、長い文節で綴られる感情は、どこか抽象的でストレートに伝わってきません。ストーリは追えるのですが、文章の何割かは、目が文字の上を滑り去るだけになってしまいました。