前哨 (ハヤカワ文庫 SF (607))

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制作 : 小隅 黎 
  • 早川書房 (1985年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150106072

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前哨 (ハヤカワ文庫 SF (607))の感想・レビュー・書評

  • 巨匠クラークの端正な初期短編集。同じ初期短編集の「太陽系最後の日」よりも、鴨的には読みやすかったです。

    たぶん、思想的なアピールを最小限にして「ハードSF」に徹した作品が多いのが要因かと。あの「2001年宇宙の旅」の原型として名高い表題作を始めとして、ハードSFとしての成立要件を過不足なく体現している佳作が揃っている、なかなかの佳品だと思います。いかんせん今読むと古さを感じる作品もあるので、その点はあらかじめご容赦を、って感じですかね。「古き良きSF」そのものです。

  • クラークの第一短編集 クラークは短編より長編向きか? 
    表紙   6点鶴田 一郎
    展開   6点1953年著作
    文章   6点
    内容 620点
    合計 638点

  • 今更後戻りすることはできないし、このまま前進すれば災厄が待っているだろう。だから我々の文明の本質のそのものを変え、過去の百万世代と完全に縁を断ち切らねばだめだ。どうしてそんなことが成し遂げられるか君には想像もつかないだろう。

    この問題に対する最終的な解決法は我が種族が移住できるような新しい処女地の発見以外にはない。
    三日間食料がないだけで、文明人と野蛮人のあいだを隔てる微妙な差異を取り払うには充分だといえる。

  • いかにも「初期のSF」って感じがする。世界設定のお披露目や、そこからのワンシーン、ワンカットがメインで「そこからどうなる」にはあまり関心がないという感じ。短編集ということもあるんだろうけど。

  •  クラークの短編集。テンポの早い話なので、電車の中で読むのにぴったり。難解な作品もあるが、総じてすばらしい。中でも、「前哨」は2001年宇宙の旅の原点と言える作品である。でも私は長編が好きだな。

    作品は以下のとおり。

     1.第二の夜明け
     2.おお地球よ
     3.破断の限界
     4.歴史のひとこま
     5.優越性
     6.永劫のさすらい
     7.かくれんぼ
     8.地球への遠征
     9.抜け穴
    10.遺伝
    11.前哨

     本題は「地球への遠征」であるが、2001年宇宙の旅の元になった作品として、前哨がタイトルになっている。短いだけに中身が濃い作品ばかりである。

  • なんか表題作が
    ある作品の前日譚に見えたのは…
    きのせいなのかな?
    だって、あるものの正体は…

    さりげなく最後に落としてくれる作品があります。
    それが、「歴史のひとこま」
    これはさいごに「えっ」と思わせてくれます。
    太字でああ出てしまったらね。

    他にも上の作品のような
    最後に落とす作品があるので、
    面白い人には面白く感じるはずです。

  • これも何度となく繰り返し読んだ。もはや古典の部類に入るアーサー・C・クラークなのかもしれないが、はやり科学的根拠に裏付けされたストーリーはリアリティがあって面白い。
    長編も何作も読んだが、やはり私は短編が好きだ。

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