モナリザ・オーヴァドライブ (ハヤカワ文庫 SF キ 1-4)

  • 早川書房
3.62
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本棚登録 : 410
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (490ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150108083

感想・レビュー・書評

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  • ギブスンのスプロール三部作の第三弾。「カウント・ゼロ」に引き続き、複数のストーリーが同時並行するので個人的には読みにくい(途中で登場人物が分からなくなってくる)ため途中で挫折。また機会があれば読みたい。

  • スプロール三部作読了。流れは前作同様、複数(今回4つ)のプロットが交じり合っていく。モリィやフィン、またケイスなど「ニューロマンサー」のその後、そしてボビィやアンジィら「カウント・ゼロ」のその後。そこに久美子やモナ、スリックたち、新しい登場人物のストーリィが絡み合って面白い。全体的に上手にまとめました、みたいな。でも満足。個人的にポルフィールが好き。

  • 古書購入

  • 読みそびれていた作品を読めたって喜びが大きい。

  • ギブスンの電脳空間完結編 ギブソンの日本好きがいい
    表紙   7点依光 隆
    展開   7点1968年著作
    文章   8点
    内容 750点
    合計 772点

  • サリイに人気が集中するのでしょうか。
    久美子でしょうか。
    80年代の熱気が想像できます。

  • ふむ、なるほど人類がETに出会うのは、ネットを通してかもしれないな

  • スプロール3部作の第3弾。
    ニューロマンサーが一番好きだけど、やっぱり3作まとめて読みたい。

  • 中学校の図書室に早川の世界SF全集があって、そこから青背へと進んだので、ずっと海外モノはSFクラシックを読んでいるという意識がどこかにあった。新刊を買う日本人作家のSFや漫画とはべつの棚に入っている感じ。いっしょの棚に入りだしたのは、ウィリアム・ギブスン×黒丸尚(日本人特権!)から。
    いまどこかで、だれかが、いまの話を書いている、という共感。サイバーパンクはリアルタイム世代です。黎明期なんて面白いものときまっている。そう、非常に退廃的な未来イメージを定着させたけれど、サイバーパンクというのは、黎明期のアイデアなのだ。三部作最後の本作の、新しい地平線が生まれるようなラストの開放感が懐かしく思い出されます。
    現代作家ガイドの書誌には03に載った「VIRTUAL KYOTO」も、アートランダムのロバート・ロンゴに載ったテキストも入ってないってことは、もっと見落としてるものがあるのかも。98年頃からは、あまり熱心にフォローしていません。

  • 《電脳空間》シリーズの完結篇である。
    自分には難解だった。
    こういう小説とか、ミクとかのことを思うと、肉体には何も意味がないんじゃないかと思う。
    やっぱり、ケイスが一番好きだな。

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著者プロフィール

ウィリアム・ギブスン
William Ford Gibson
米国のSF小説作家、脚本家。1948年、サウスカロライナ州コンウェイ生まれ。1984年発表の「ニューロマンサー」(ハヤカワ文庫刊)で長編小説デビュー。本作のヒットによって〝サイバーパンクSF〟と呼ばれる文学ジャンルが確立した。以後、「電脳」三部作、『ディファレンス・エンジン』、「橋」三部作など数多くの著作を発表している。ハリウッドからも早い段階から注目されていたものの、彼の原作である『ニューロマンサー』『クローム襲撃』なども映画化の案アナウンスは出るものの実現にはいたらなかった。ギブスンの関わった映像作品には以下がある。脚本を執筆した映画『JM』(1995)、短編『ニュー・ローズ・ホテル』を原作とした『ニューローズホテル』(1998)、テレビシリーズ『X-ファイル』の2エピソード(「キル スウィッチ」「ファースト・パーソン・シューター」)の脚本を執筆している。

「2022年 『ウィリアム・ギブスン エイリアン3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ウィリアム・ギブスンの作品

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