ウェットウェア (ハヤカワ文庫 SF ラ 3-2)

  • 早川書房
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本棚登録 : 146
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150108458

作品紹介・あらすじ

『ソフトウェア』の騒動から30年。スタアン・ムーニーと名前を変えて、月で探偵稼業にいそしむステイ=ハイに、ユカワ博士から女性助手の行方をさがしてほしいと依頼があった。遺法の麻薬"マージ"がらみの事件らしい。"マージ"は人体のタンパク質をどろどろに溶かし、この世のものとも思えぬ法悦境を味わわせるという代物。しかもロボットがこの麻薬を悪用し、人間・ロボット双方を超越する存在をつくりだそうとしたことから、ムーニーはとんでもない事件に巻きこまれていく…。ディック記念賞受賞のシュールでポップな正統派マッドSF。

感想・レビュー・書評

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  • 意外と登場人物多かったりして、移動中にとびとびで読んでたりしたら誰がなんだかわからなくなったりした。
    登場人物表がほしかった。
    前作『ソフトウェア』のほうが楽しかったなー。

  • 続編の役割はしている
    表紙   6点横山 えいじ
    展開   6点1988年著作
    文章   6点
    内容 640点
    合計 658点

  • ウェア4部作の第2弾。
    ここら辺から、メモを取りながらじゃないと読めなくなってくる感じ。
    ただ勢いがあって、かなり面白かった。

  • 過去に読んだ本。

    梅田にある古本屋さんで購入。

    SEXとドラッグにまみれたSF。これでもか、というくらい。

    でも、面白かったですよー。

  • 作者のことを本気でキ○ガイと思った(誉め言葉)。
    げらげら笑って読んでいるうちに、(得体の知れないナニかに触れ)薄ら寒くなって、(ふだんは意識にものぼらない頭のなかのある枠を逆撫でされ)一瞬怒りスイッチに着火し、(取っ払ったさきの世界をおぼろげに視てしまい)最後には茫然とする。まあそれが気持ちいいんですけど。自分から自由になる、というのはSFの醍醐味のひとつです。

  • ハードウェア=ロボ 
    ウェットウェア=人間/肉 
    80'sを感じさせる文体はたまにカンベンだけど体が溶けるドラッグ"マージ"は読んでて気持ちよさそうでゾクゾクしてくる。

  • バッパー激動の時代。ソフトウェア最後に出てきたヒロインウェンディはポピュラーな食肉に。ウェアシリーズ中これが一番おもしろいくらいだと思うんだけど、
    なぜかこれだけ絶版で、これが抜けると、バッパー時代からモールディ時代に移行した経過がわからないのでホント困ると思います

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