知性化戦争 下 (ハヤカワ文庫 SF フ 4-7)

  • 早川書房
3.92
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本棚登録 : 180
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (596ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150108731

作品紹介・あらすじ

健闘むなしく、人類のガース防衛軍はたちまち一蹴され、ここにグーブルーの支配体制が確立された。だが森林地帯に難をのがれた人類とネオ・チンパンジーたちは、この逆境にあって果敢なレジスタンスを開始する。さらに、人類に友好的なティンブリーミーなどの種族も人類に援助の手をさしのべた。原住種族ガースリングの謎や、侵略者グーブルー内部の権力抗争も、この戦いに微妙な影を落とす…風雲急を告げる銀河情勢を背景に手に汗にぎる壮大無比のドラマを一糸みだれぬ筆致で描ききり、見事ヒューゴー賞の栄誉に輝いた話題沸騰のSF巨篇。

感想・レビュー・書評

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  • 途中、息切れしそうになりながらも、読みやめることができない。すっかり、プリンの構築した世界観に浸りきってしまい、そこから出てくることができない。面白かったです。

  • 知性化戦争〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

  • 前同
    表紙   8点加藤 直之
    展開   8点1987年著作
    文章   8点
    内容 800点
    合計 824点

  •  登場人物が良い味を出しています。主人公ともいうべきアサクレーナもいいキャラをしていますが、一番男前なのはネオチンプのファイベン・ボルジャー。人間の登場人物はイマイチ見劣りするくらいの大活躍を見せてくれます。アサクレーナの父ウサカルシンや、地球の敵対種族たるテナニンの大使コールトも良い味を出しています。味方側だけでなく、敵役のグーブルーもなかなか魅力的な連中で、ちょっとだけ最後の方ではグーブルーの某キャラにちょっと救いがあったら良かったのになあと思ってしまうくらいです^^
     そして気恥ずかしくなるくらい手放しの大団円。これには思わずほおもほころびます。
     前作のさらに倍に及ぶような分量なのに、ものすごい勢いで読めてしまう一級のエンターテイメント作品ですね。
     オススメ^^

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