死者の代弁者〈上〉

  • 早川書房
4.00
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本棚登録 : 315
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150108847

感想・レビュー・書評

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  • kuma0504さんの3月2週のBestレビューに選ばれ(2度目)狂喜乱舞のひまわりめろんでございます

    それにしてもブックリストをこのように使うっていうのはある意味発明ですよね
    ブクログ側も想定していなかったんじゃないでしょうか
    すんばらしい発想です

    ところで皆さんはブックリストにいいねするだけでなく、ちゃんとその先つまりは個々のレビューに進んでますでしょうか?
    これまたすんばらしいレビューが並んでおりますよ(わたくしのを含めてw)
    またご本人は偏見と気まぐれなどと謙遜されてますが(本人が意識されてるかは分かりませんが)バランスも取れていて確かな鑑識眼と感じております
    もうブクログレビュー界の有識者ですね

    とまあ『識者の代弁者』のつもりで勝手なこと言ってます(これが言いたかっただけ説あり)

    んでも実際にkuma0504さんのリストからレビューに飛んでその本を手に取ってみたっていう道筋を通ったことが何度もあります
    具体的に何かは忘れちゃいましたけどw

    自分が面白いと思った作品を自分のレビューきっかけで手に取った人がいたら嬉しいですよね
    自分は物凄くうれしいです
    kuma0504さんもそんな素敵な出合いを演出するために続けてらっしゃる部分もあるのではないでしょうか

    あれ?そう考えたら面白い本に出会わせてくれた人を忘れてしまうなんて失礼極まりない話だぞ!!
    普段感謝感謝感謝とか言ってるくせに!
    自分のことなのに腹立ってきた!

    ということでこれからはその本を手に取ったきっかけをくれた方を忘れないようタグ付けすることにしました

    この作品はnorisukeさんのレビューを読んで手に取りました!ありがとうございます!
    (まだ「いいね」してません)

    本編には一切触れぬまま下巻へGo!

    • kuma0504さん
      ひまわりめろんさん、おはようございます。
      レビュー、今気がつきました(^_^;)。
      過分な褒め言葉ありがとうございます♪
      いやホントに「偏見...
      ひまわりめろんさん、おはようございます。
      レビュー、今気がつきました(^_^;)。
      過分な褒め言葉ありがとうございます♪
      いやホントに「偏見と気まぐれ」で選んでいます。
      昔は、隠れた名レビューを発掘してやろうという気持ちもなくなはなかったですが、やってみてそんな縛りは、自分にも無理だし、選んだ人にも失礼(だって、あの自分のあの名レビューを無視して、どうしてあのレビューを取り上げるんだという気持ちが必ず出てくるはず)と気がつきました。基本は自分の記録のためなのだから、これからも気楽にやっていきます。
      2022/03/26
    • ひまわりめろんさん
      kuma0504さん
      こんにちは!

      コメントありがとうございます!
      kuma 0504さんのブックリストを見て一番に思うのは「楽しそう」っ...
      kuma0504さん
      こんにちは!

      コメントありがとうございます!
      kuma 0504さんのブックリストを見て一番に思うのは「楽しそう」ってことです
      kuma0504さんの楽しいがなくならない限り見てるこちらも楽しいです
      気楽に続けて下さい!
      気楽に楽しみにしてます!!
      2022/03/26
  • ヒューゴー賞とネビュラ賞のダブルクラウンに輝く「エンダーのゲーム」。その続編である本書は、なんとこちらもダブルクラウンに輝くという快挙。エンダーのゲームを読んだのがおよそ6年前だったので、記憶を呼び起こしつつ、読み進めた本書ですが、これがまあおもしろい!2年連続ダブルクラウンは伊達ではありません。

    前作「エンダーのゲーム」はいわゆる戦争SFというサブジャンルだったと思いますが、それとは打って変わって、本書はミステリー要素の強い作品。エンダーの万能感が際立ちますが、あまり気にならず。というのも彼の弱いところをしっかり描写しているからなんですね。ヒューマンドラマの巧みさは著者の短篇「無伴奏ソナタ」を読んだときにも感じましたが、SF的な設定もさることながら、ドラマの盛り上げ方の巧さもまたカードの魅力なのかも。

    「今はぼくらはあなたを知っています。それがすべての違いを生むんじゃありませんか?キンですら、今ではあなたを憎んでいません。本当にそのひとを知ってしまったら、憎めるもんじゃありません」

    物語は終盤でエンダーとオリャードが会話する場面。これはオリャードの発言ですが、前作のエンダーのゲームを踏まえると、とても大切な言葉に思えます。相手を知ること、これは死者の代弁者としても大事な心掛けであり、前作から一貫したテーマなのかもしれません。

  • 1991/07購入・読了。「エンダーのゲーム」の続編。時代は三千年後。だがエンダーと姉、ヴァレンタインは光速で星々を旅していたため、未だに健在。そんな二人が第二の知的生命体"ピギー"の生息する星に降り立った。ピギーの手で殺された異類学者、ピポとリボの言葉を代弁するために…。ちょっと「エンダーのゲーム」の続編として読むには難解かもしれない。なお、「エンダーのゲーム」と本書の隙間を埋める物語として「投資顧問」というエンダーとジェーンの出会いを記した短編が「SFの殿堂 遙かなる地平?」に収録されているので、こちらを先に読んでみるのもいいかもしれない。

  •  あの『エンダーのゲーム』の続編は、前作に勝るとも劣らない大傑作。

     ……実は、間違って続編から先に読んでしまいました! 意味わかんないなと思ったら、道理で。ここから読むのは絶対オススメしません。前作あってのモノダネです★ ただ、その深さに痺れて、前編も読む気を起こしたことをつけ加えておきます。

     私がすっ飛ばしてしまった前作までの経緯は? というと、「バトルスクール」で超優等生だったエンダーは、ゲームとばかり思って率いた戦いで、知的異星生物バガーをせん滅させてしまったのでした。当人も知らされずにしたこととは言え、一転して「皆殺しのエンダー」の烙印を押されたエリートの運命はーー
     表舞台から消えたエンダーは、「死者の代弁者」なる筆名で亡びた種族バガーに関する詳細な書物を綴り続けて、ひそかに尊敬されるようになります。作者の正体を知らない人々の間でね☆

     さて、『死者の代弁者』はその3000年後の物語。知的異星生物ピギーと遭遇した人類は、エンダーの悲劇を繰り返すまいと慎重にコンタクトします★ にもかかわらず、学者とピギーの間でむごい事件が勃発。
     通信をキャッチした「死者の代弁者」ことエンダーは、時空を超えて(?)若々しい姿で再登場。真実を解く者となります。恒星間移動などのSF的理論&設定の面白みも、良きスパイスかと。
     もうバトルアクション物ではなくなり、大人になったエンダーが知性で事の解決を図る作品。大きく変わったのが、エンダーの存在感、全能感です☆ 前作ではエンダー自身が真っ暗でしたが、久しぶりの彼の、受難を乗り越え聖性を備えた者の落ち着き、力強さ★
     コミュニケーション不全が悲劇を招く。人類の無知の大罪を背負った流浪の人・エンダーが、今度は異種たちの絆を結びます。大いなる赦しの物語です。宗教性も帯びているけど、その分、カードの精神性の深まりも凄い境地を見せる名著☆

  • 死者の代弁者〈上〉

  • 面白いようでいて、なかなか物語の中に入っていけなかったが、一度入ってしまうと、もう抜けられない。面白い。若干キリスト教的な知識が必要なところもあるような気がするが、そこを読み飛ばしても十分に面白い。下巻はノンストップで読んでしまいそう。

  • 古書購入
    下巻未購入

  • エンダーのゲームから三千年後の世界が舞台だがまぎれもなく正統な続編。前作の衝撃的な結末がもたらした不条理に真正面から丁寧に向き合った作品。人間同士とSF的な異種間でのすれ違いの例から真の相互理解とは何かを見事に描き出す。

  • 「エンダーのゲーム」の続編と知って、読み始めました。前作と比べると物語が複雑すぎる感じで、残念ながら楽しむことができませんでした。

  • エンダー好きとしては続編がでて素直にうれしい
    表紙   7点加藤 直之
    展開   8点1986年著作
    文章   7点
    内容 750点
    合計 772点

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