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- Amazon.co.jp ・本 (486ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150109134
感想・レビュー・書評
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「重力が衰えるとき」の続編 こんなもでいいと思う
表紙 7点ひろき 真冬
展開 5点1989年著作
文章 6点
内容 690点
合計 708点詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「食費と家賃を後回しにしてでも読め」という書評が忘れられない前作『重力が衰えるとき』の続編。近未来イスラム国際都市を舞台にしたハードボイルド&サイバーパンクという設定にハマる。そしてラストの一文に感じ入る。投げやりで苦い、こういう文章を投げ込んで堂に入るところがSFの特権で、好きな所以だ。
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イスラム世界サイバーパンク・ハードボイルド探偵小説の二作目。前作の最期に主人公を取り巻く状況が変わってからの話。周囲との関係を元に戻そうとしながら、新しい事件に巻き込まれていく。
プロレスのような会話のやり取りは小気味いいし、事件の結末は都市伝説じみた雰囲気で現実にもあるんじゃないかと思わせる。
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