夜明けのロボット 上 (ハヤカワ文庫 SF ア 1-20)

  • 早川書房
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  • / ISBN・EAN: 9784150110635

感想・レビュー・書評

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  • おもれ〜〜

    もうベイリとダニールタッグのおファンだから最高に楽しい
    変わらず人間、ロボットと関わると姫ポジにさせられるの草

    ファストルフ博士、鋼鉄都市の穏やかさとは打って変わって激ヤバ激情家人間なってる
    胡椒入れぶん投げる博士好きだった

    あとオーロラいちいち飯が美味そう〜クソまずイースト飯に慣れてたからもう全部食べたくなる〜

    あとジャンダー夫とするの普通に羨ましいすぎる
    ジャンダー生きてたらダニールと会話する場面とかおもしろかったろうに残念

    あと上下一気に読んだからどこまでが上だか曖昧

  • 「しかしどういうわけか、たとえそうプログラムされていないとしても、あなたを救うためにわたしの存在の消滅をもたらすことは、はなはだ軽微なことのように思われます」
    「ありがとう、パートナー・ダニール、だがどうかそんなことにならないように頼むよ。きみを失いたくはない。ぼくの命は、そうまでして守ってもらうには価しないような気がする」
    ベイリが本気でそういっているのに気づいてベイリは愕然とした。どんどん友情が深まる

    ■ダニール@サートン博士監督、ファストルフ博士理論計算
    ジスカルド@ヴァジリア博士(ファストルフ博士の娘)

  • 主に台詞回しで展開されているのでサスペンスではあるが推理は主人公であるベイリにお任せ状態。
    サスペンスとSFの二本柱のお話なので、事件の顛末やその推理にはSF的な要素が必要不可欠なカギとなっている。

    読み進める中で、現代の地球人にとっては異常と思える価値観をインストールしつつ、同時に普遍的な人間の思考回路(宇宙人の祖先は地球人)で読者も宇宙人も地球人ベイリもコネクトしてしまうという、カオスなようで秩序立った世界観、好きだ!
    (ちなみにベイリも現代の地球人とは違う世界に生きる人なので、野外に出ると具合が悪くなったり完全プライベート空間に戸惑ったりする。)

    しかもそこには人間に一番近いロボットのダニールもいたりする。神のように美しく人間を遥かに凌ぐ身体能力を持ちながら、人間の脳をいまだ完全に再現することが出来ないせいでたまにみせる不自由さや的外れな態度が、率直に言ってかわいい。(回を重ねるごとにだんだん物分かりが良くなっている。)

    地球で加工食品しか口にできないベイリがオーロラで出てくる料理に感動してるのがちょっとかわいそうだった。

  • 鋼鉄都市の続編、イライジャが三度事件を解決するサスペンスミステリー。
    ダニールが前作よりも人間らしくなっていたり、グレディアとのほの甘い再開があったりといい感じの変化があり楽しく読めた。
    ただ、上巻なので事件解決までなかなかかかるのが難点。それでも異星と地球との文化や生活習慣等、違いの描写がありそうな変化でとても面白かった。

  • 鉄の「子宮」で暮らすイライジャ・ベイリは、外の世界を経験することで、いつまでもこの「子宮」の中に留まっていてはいけないと考えている。彼は人と会う毎に、自分の価値観を変えていく才能を持っているからだ。

    彼は「ロボット殺し」という解決不可能な問題を解決するため、惑星オーロラに降り立つ。長命なオーロラ人達が隠し持つ秘密を、対面し、対話することで少しづつ剥がしていくベイリ。

    愛すること、愛されること、それらとロボットの関係も少しづつ白日の下に晒されていく。

  • SF

  • 夜明けのロボット〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

  • IT研究者のひらめき本棚 ビブリオ・トーク:私のオススメをみて読みたくなった。
    SF/面白そう/考えさせられる

  • ベイリ・ジスカルド・ダニールの出演する名作
    表紙   6点野中 昇
    展開   7点1983年著作
    文章   8点
    内容 800点
    合計 821点

  • 序盤からよいスタートダッシュ。いきなり事件に巻き込まれるベイリ、そしてダニールとの再会。前回の登場人物も登場して、シリーズのファンにはたまらない。

    謎も一見しょぼくはあるが魅力的。どう考えても解決策は無いように思われるのだが、はてさて。

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著者プロフィール

Isaac Asimov (1920―1992 )。アメリカの作家、生化学者。著書に『われはロボット』『ファウンデーション』『黒後家蜘蛛の会』等のSF,ミステリーのほか、『化学の歴史』『宇宙の測り方』等の科学啓蒙書やエッセイが多数ある。

「2014年 『生物学の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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