ブルー・シャンペン (ハヤカワ文庫 SF ウ 9-3)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (527ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150110710

感想・レビュー・書評

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  • 「精緻な金細工や宝石で飾られた人工骨格〈黄金のジプシー〉。宇宙にただ一台しかないこの夢の機械を装着した時から、少女メガンの人生は一変した。四肢麻痺患者として孤独な生活を送ってきた彼女が、自由に跳ねまわれるようになったばかりか、一躍世界的な人気スターとなったのだ。だが、その代償は、とびきり苦いものだった…表題作をはじめ、世界のSF各賞に輝いた名品6篇を収録する人気作家ヴァーリイの傑作短篇集。」

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  • ベストSF90年代年10位

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    【要約】


    【ノート】

  • 名品揃いであるヴァーリイの短編集
    表紙   5点小阪 淳
    展開   7点1986年著作
    文章   6点
    内容 740点
    合計 758点

  • 選択の自由が読みたくて借りたけど、実のところ選択の自由以外の方が面白かったかもしれない。ヴァ―リィが合うのか浅倉久志が合うのかわからないけど、読みやすくてとても肌にあった。アイディアとしてはそんなに目新しくはないけど、ディテールが綺麗でしかも登場人物が設定のためのキャラクタではないかんじがするからかもしれない。

  • 「プッシャー」
    ロリコンおじさんかと思いきや……最後はやはりロリコンおじさん。

    「ブルーシャンペン」
    読みどころの彼女の選択に、あまり引き込まれなかったのであんまり。

    「タンゴ・チャーリーとフォックストロット・ロミオ」
    彼女に触れたのは犬たちだけ。ちょっぴり寓話的。

    「選択の自由」
    「逆行の夏」などとは違い、性転換が一般的になる前の過渡期のお話。踏み込みが物足りない。

    「ブラックホールとロリポップ」
    発想は面白い。

    「PRESS ENTER■」
    収録作のなかではこれが一番面白かった。
    ほかとは違い、ホラーだったけど。

  • 「選択の自由」なんかは『へび使い座ホットライン』ではもはや当たり前となった性転換について、それが人々に受容されていく過程を相当丁寧に描いている。表題もか。<八世界>という一つのまとまりの中でそれぞれが少しずつ補っていくのなら、他のヴァーリイ作品も読みたい。

  • 400 馬場ブコフ

  • リバタリアン的かつ刹那的な苦悩と享楽の
    混沌とした世界を味わえる。

    「プッシャー」
    1982年ヒューゴー賞短編小説部門受賞作品。
    1982年ローカス賞短篇部門受賞作品。
    「ブルー・シャンペン」
    1982年ローカス賞ノヴェラ部門受賞作品。
    「タンゴ・チャーリーとフオックストロット・ロミオ」
    1992年星雲賞海外短編部門受賞作品。
    「PRESS ENTER■」
    1984年ネビュラ賞中長篇小説部門受賞作品。
    1985年ヒューゴー賞中長編小説部門受賞作品。
    1985年ローカス賞ノヴェラ部門受賞作品。
    1987年星雲賞海外短編部門受賞作品。

    『ブルー・シャンペン』(短篇集として)
    1987年ローカス賞短篇集部門受賞作品。

  • 当たりのヒューゴー・ネビュラ受賞作

     ジョン・ヴァーリイ作品の背景は「八世界(エイト・ワールド)」と呼ばれている。

     2050年異星人に侵略された人類は、月、水星等の八惑星&衛星へ逃げ込んで独自の文明を構築したという世界だ。

     この作品もその八世界の背景の中で進められるものが多

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