大いなる旅立ち 上 (ハヤカワ文庫 SF フ 13-1 銀河の荒鷲シーフォート)

  • 早川書房
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本棚登録 : 154
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150111717

作品紹介・あらすじ

2194年、ハーグ艦長ひきいる国連宇宙軍軍艦「ハイバーニア」は、植民惑星ホープ・ネーションめざし地球を旅立った。超空間航法であるN波駆動をもちいても17カ月かかる旅である。宇宙軍士官学校を卒業したばかりの士官候補生ニコラス・シーフォートにとって、毎日が刺激に満ちあふれていた。だが順調に思えた航天も、最初の航法チェック・ポイントで怖るべき事故が発生したとき、すべてが変わった!それも悪い方に…。本年度ジョン・W・キャンベル賞受賞。

感想・レビュー・書評

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  • 萩尾 望都氏、大和和紀氏対談で挙げられていたおすすめSF

    こちらは読めた。。!!
    どちらかというと、閉塞的空間の宇宙船での人間模様中心だったからだろうか。。

    (たまに、この表現で本当に日本語正しいのかな?という修飾語もあったりするけれど、、
    意訳と原作尊重のバランスって難しいのだろうな。。)

    ヒーローものとか、いきなり選ばれし主役となって戦ったりするけど
    考えたら
    いきなり身分不応層な役職貰っても大変だよなぁ、と。

    跡取りとか二代目とかならまだしも
    周りのサポートなしには難しいけれど
    規律や立場がそれを許さない、とかしんどい。。。
    (これまた勇者には和気あいあいとした仲間がセットだが)

    これからどうなるのか、惹きつける設定がすごいと思う。

  • 不幸な士官物語
    表紙   3点山本 えみこ
    展開   5点1994年著作
    文章   5点
    内容 550点
    合計 563点

  • ホーンブロワー・ファンの熱い推薦があって、読んでしまった。
    品切れ(多分日本語版は絶版)になった今も、ネットの世界にはかつての人気をうかがわせる痕跡が多く残っている。そんな本が忘れられてしまうのはしのびない。というわけで、シリーズのために、当初掲げていた、「この本棚には歴史物(ただし地中海以西)」というマイルールを破ることにした。まあ、それほど面白かったということだ。
    17歳のくせにやけに老成した一人称「わたし」。その理由は4作目で明らかになるのだが、とにかく、軍規と神の教えとおのれの誇りに、ときに歯ぎしりしながら、時にもだえ苦しみながら従う士官候補生、シーフォート。理不尽さてんこもりにもかかわらず、それが魅力という不思議なシリーズ。ただし、カバーがアレなのはみなさんのおっしゃるとおり。

  • -

  • 宇宙船という密室空間が、怖くもありモエモエしたりもするシリーズ。
    英雄の誕生に立ち会った感じです。脇を固める部下たちも素晴らしい。

  • 2009.06.11 ご紹介
    http://gensou-niwa.jugem.jp/?cid=11

  • 艦長!艦長!(最初はまだ下士官だけども!!)
    このシリーズはついつい何度も読み返してしまう!!
    表紙買いしてしまったけど後悔まったくなし。

  • どうもSFは苦手だ…上巻は読み飛ばし、下巻は最初の10ページでリタイア。う〜ん…

  • アーサー・B・チャンドラー著「傷ついた栄光」 宇宙軍で出世するのも楽じゃない つながり。古くは映画「愛と青春の旅立ち」でも描かれていたシゴキとイヂメの世界をさらにスケールアップ。おお神よ、ここまでくるとパロディとなって面白い。カバーは少しハズカシイ

  • 海洋冒険小説を土台としたSF小説
    海洋小説とSFの二つを一緒に楽しめる、一粒で二度美味しい本
    四十九院芳お薦めの一冊

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