光の泡の囚人 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-253 宇宙英雄ローダン・シリーズ 253)
- 早川書房 (1999年9月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150112851
作品紹介・あらすじ
医師のフロウド=クロフトンは患者のストベ人タプメディー・ウルパニウスとともに宇宙ヨット「アニオク」で"大群"近傍を漂流していた。痴呆化放射のため操縦不能になってしまったのだ。それを発見した「インターソラー」は救助に向かうが、いきなり九隻のアカエイ船が出現、「アニオク」は拿捕されてしまう。大群内部には連行されたフロウド=クロフトンは知性を取り戻すが、そこでは予想だにせぬ運命が待ちうけていた。
感想・レビュー・書評
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ローダンシリーズ253
フロウドの話はこれで終わりなのか心配である
表紙 5点依光 隆 池田 香代子訳
展開 5点1971年著作
文章 5点
内容 500点
合計 515点詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
物語はちょっと進む。両方で異メンタリティがテーマだが、語られ方は異なる。前半は集合体での個人性と葛藤で知的探求を測る。ブリーが事なかれ主義の役立たずに見えてしまうが。フォルツらしい、異世界へ感情移入を試みる手法。後半のエーヴェルスはまっこうから異世界を描くが、人間の発想を超え切れてない気がする。いずれにせよ限られた紙数で一応の解決を目指すため、話がすっとびすぎてわかりづらい。よけいなアイディアを奔出させず、既存のテーマを書き込んで欲しい。
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