フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF)

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制作 : Robert J. Sawyer  内田 昌之 
  • 早川書房 (2001年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (470ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150113421

フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF)の感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりのタイムトラベル物ですね。前半はお決まりの多世界解釈(複数の未来が存在する)とブロック宇宙(未来は既に決定されている)のせめぎあい。しかし、わかりやすい説明もあり結構楽しめる。最後には・・・・。
    しかし、ソーヤーという人は本来ミステリー作家ではあるまいか?確かに前半の多世界解釈のところは十分にハードSFチックなのですが、最後までハードSFになりきれて居ない言うか、ウヤムヤに済ませてしまうところがありますね。むしろ、20年後に起こるはずの殺人事件をどう解決するか?そんなところに興味の中心が移るようです。
    SF的背景を用いるミステリー作家。そんな気がします。と、文句をいいつつも、まずまずの作品でした。

  • CERNの加速器を使った実験をした結果(正確には加速器だけが原因ではない)、地球全体に影響を与える事象が発生した。全人類が意識を失い、なぜか21年後の未来を2分間だけ垣間見てしまう事態(フラッシュフォワード)に陥る。未来は固定されているのか、自由意思で変えられるのか、まさしく地球全体を巻き込みながら物語は進む。米国でドラマ化されている(私は未視聴)が、確かに映像化すると映えそうな作品だ。この作品は、自分だったらどのように行動するか考えさせられる。さて、人類は勝手なもので、フラッシュフォワードが起こる条件が整った時に、意図的にフラッシュフォワードを発生させる。ここで、主人公のロイドが見た未来は神の領域とも思える驚くべきものだ。前半は淡々とした展開だったのが、一気にフィクションとしての面白い展開となる。やはりソウヤーは面白い。未訳の作品がまだまだあるので、早く出して欲しい。

  • 読みやすいが最後がいまいち
    表紙   6点加藤 直之  内田 昌之訳
    展開   6点1999年著作
    文章   7点
    内容 675点
    合計 694点

  • LHCでのヒッグス粒子発見のための実験が引き金になり全人類の意識が21年後に飛んでしまう事件が発生する。SFで始まった物語が、突如21年後の現実に向けたミステリーに変わる面白い展開。多少中弛み感や話の飛躍があったのは残念。
    一番面白かっのは、21年後の世界でドナルド・トランプがネヴァダ砂漠にピラミッドを建設していたところ。流石に大統領になる未来が来ようとは作者も思わなかっただろう。
    2017.1.20 ドナルド・トランプ大統領就任日読了

  • ヨーロッパ素粒子研究所(CERN)で行った実験が原因で全世界の人間が21年後の未来を、数分感にわたってかいま見ることになった。そのビジョンを巡って起こる様々な人々の思いが交錯して・・・
    SFというよりは、それを題材として人間の思いを描いた作品と言うことができるかもしれない。
    爽快感というか満足感というか、そういったものが得られない作品。もやもや感が残ってしまった。
    そういえば、同じ作家の作品で、『ゴールデン・フリース』を読んだことがあったが、そのときも同じ思いをしたことがあって、ずっとこの作者は避けてきていたのが、題名に惹かれてつい出来心で買ってしまったのだったが・・・あえなく撃沈。
    最悪の思いである。もう2度と読むことはないと思う・・・・

  • ドラマとは全く異なる話でした。ドラマは謎解きと人間模様が描かれていましたが、小説は人間の葛藤と運命がテーマでした。
    本当はドラマを続けて欲しいのですが、どうなんでしょうね。

  • どうして未来の映像がみえてしまったのか。実験による影響か。騒動を引き起こしたと思われる学者達が原因究明に乗り出していく。未来は見た映像のまま存在していくのか。それとも変えることができるのか。究明の旅が始まる。__ドラマとは異なる話でFBIが出てきてドンパチなどありませんが、本格的なSFとして申し分ない出来であることは間違いありません。未来が見えてしまうというのもちょっと酷な感じがしてしまう。

  • 時間モノ。ミステリ的要素もあり。ちょっと文系者には、科学的な説明に?だが、それは物語とは関係ない。

  • ・連ドラとは内容がまったく違ってた
    ・こっちはこっちで面白いけど連ドラだとハラハラ必要だしな
    ・KEKも出て来たけど絡みはなかった絡ませろ

  • 21年後の未来をチラ見してしまい、未来が変えられるのかどうかについて、「変えられない」理論の理屈がさっぱりわからなかったけど、おもしろく読めた。最後の最後にひとネタいい話があったのがよかった。

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フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF)の作品紹介

全世界の人びとが自分の未来をかいま見たら、なにが起こるのか?2009年、ヨーロッパ素粒子研究所の科学者ロイドとテオは、ヒッグス粒子を発見すべく大規模な実験をおこなった。ところが、実験は失敗におわり、そのうえ、数十億の人びとの意識が数分間だけ21年後の未来に飛んでしまった!人びとは、自分が見た未来をもとに行動を起こすが、はたして未来は変更可能なのか…ソウヤーが時間テーマに大胆に挑戦する問題作。

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