3001年終局への旅 (ハヤカワ文庫SF)

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制作 : Arthur C. Clarke  伊藤 典夫 
  • 早川書房 (2001年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150113476

3001年終局への旅 (ハヤカワ文庫SF)の感想・レビュー・書評

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  • SF。シリーズ4作目。
    前作から時は流れて3001年。どう繋げるかと思ったら、2001年からの再登場。
    1000年間、宇宙を漂流したプールさん、この設定がスゴイ!
    ストーリー自体には、それほどのインパクトはなし。結末もわりとアッサリ。
    このシリーズでは『2010年』が一番好きだったかな。

  • クラークさんが頑張ってモノリスを終わらせた
    表紙   6点
    展開   6点
    文章   6点
    内容 645点
    合計 663点

  • 正直シリーズの蛇足とゆう気も、、、
    フランクが生きてたってのもなんかむにゃむにゃだし、結局モノリスが敵になるのもなんだかだし、ましてデイブが助けてくれるとか、、、
    SFは度を超すとだいたい宗教的になってくる。
    クラークもそうだし、アシモフのガイアなんか正にキリスト教的。
    当時読んだときもなんかスッキリしないと思って、それっきり読み返さなかった。
    やっぱりスペースオデッセイは2010年が傑作。

  • 2001、2010、2061に続く4作目です。少なくとも2001年宇宙の旅を読むか映画を観ていないと楽しさ半減ですから先にそちらをどうぞ。

    以下ネタバレあり。

    1000年後の未来。先行種族により接近を禁止されたエウロパを除いて人類は太陽系をほぼ支配しています。テクノロジーは進化し、言葉とやメンタルも変化しています。2001でハルにより宇宙に放出されたプールが土星付近で発見され蘇生されたことで、21世紀と31世紀の世界の違いが際立ちます。

    やがてモノリスに取り込まれたハルとボーマンにより、人類が先行種族により「除草」されるかもしれない可能性が示唆されます。人類はモノリスを消失させ、先行種族からの支配/保護から離脱することにします。先行種族がモノリス破壊を知り、再び太陽系にやってくるまでの後1000年の時間を確保しました。作者が生きてれば続編ができたかもしれませんね。

  • 1000年後の世界なんて想像できない!?
    クラークさんすごい…

  • モノリスは最後までモノリスでしたか~。
    物語の内容は「そこからきたか~」という感じでしたが、謎が謎のまま終わったのはちと残念な気も。大事なところは、今の知識が有効になった感じもあって。ん~、というところはありましたが、全作を締めくくるのは確かにこうなのかもね。とも思いました。
    最初から最後の作品まで一気に読みましたが、面白かったですね。

  • いつか読もうと思っていたら、刊行十数年も経ってしまっていた......

  • 図書館で目にとまり、訳者を確認すると、2001と2010と同じ伊藤典夫が訳していたのでいたので、読んでみた。

    訳者を確認した理由は、2061の訳者が、2001と2010と違い、2061を読んでいて苦痛だったから。

    3001はあまり面白くなかった。
    2001と2010に比べると格段に落ちる気がする。

    前半の軌道エレベータなどの件は、特に物語と関係もなく、読み飛ばしても何ら差し支えない。

    「2001年宇宙の旅」「2010年宇宙の旅」と云えば、何よりもまず、モノリスが重要な「役どころ」、そして、HALとボーマン。

    「3001年終局への旅」を読む者にとっては、当然、モノリスの意味や、HALやボーマンがどうなったが、気になる。その辺の記述が、どうもいまいち。

    「3001年終局への旅」は原作のままの、味付けでは、映画化されないだろうし、たとえ映画化しても、見ないだろうな。

    しかし、久しぶりに、2001と2010を思い出した。
    小説と映画の感動をもう一度味わいたい。

  • この本は「2001年宇宙の旅」から始まったシリーズの完結編です。

    2001年宇宙に放り出された飛行士が1000年後、
    海王星付近で偶然回収され、蘇生しました。

    浦島太郎となった飛行士フランク・プールが見た3001年の世界は、
    宇宙と繋がる軌道エレベーターや、脳に直接情報をダウンロードできるキャップなど、
    まさに「未来はこうだ!」みたいな科学雑誌の世界でした。
    だけどタイムマシンや光速宇宙船はありません。
    ここら辺の、SFでありながらリアリティを感じさせる絶妙なサジ加減に
    アーサー・クラークの勉強熱心さと作家の腕を感じます。

    SFの大家が描く未来予想図を楽しんでいるうちに、
    物語は人類の危機を迎えます。
    あの絶対的“神”モノリスが、どうやら人類を滅ぼそうとするのです。
    1000年後の人々は、この事態にどのように対応するのでしょうか。

    「人類にとって何よりも関心があるのは、いつだって愛と死なのだ」
    2001年宇宙の旅から、人間は所詮サルだというテーマはぶれませんが、
    3001年ではブレインキャップによって人間同士が完全にネットワーク化した
    共同体として平和に暮らす世界を描いています。
    最終話にあたり、齢80を迎えたアーサー・クラークが、
    未来への夢と希望を託したのかも知れません。

    HALとボーマンの結末、モノリスの意味など全てが明らかになります。
    謎に満ちた2001年からの読書の旅も、スッキリ完結しました。

  • 西暦3001年、モノリスは地球上にもエウロパにも発見され、「生命の進化を促進しその成り行きを監視する装置」であることが一般知識として人類に根付いている。そんな中、海王星宙域で冷凍状態の宇宙飛行士フランク・プールが回収される。1000年前のチャレンジャー号事故で一度死んだ彼は、3001年の医療技術によって蘇り、モノリスの監視の下に高度に発展した人類社会を目の当たりにして驚愕の日々を送る。しかし、プールは新しい社会の価値観にどうしても馴染むことが出来ず、かつての同僚・ボーマンの影を求めて木星宙域への旅を決意する。プールの旅の結末は?そして、沈黙の監視を続けるモノリスの思惑は?

    う〜〜〜〜〜〜〜ん。
    語弊を恐れずに言わせていただくと、このシリーズは「2010年」までで留めておいた方が良かったような気がします。もちろん、ハードSFとしてはきっちりまとめてますしオチもついてますし、これはこれで十分面白いんです。が、「2001年」に漲るあの緊張感、謎めいたモノリスの不気味な存在感、そんな独特の巨視的なサスペンスが感じられないんですよね。
    思うに、モノリスの存在やボーマンの行方をクリアに解明し、既知の範囲内で理解できるモノとして描いたことが、良い意味では解りやすく、悪い意味では物足りなさを感じさせることに繋がっているのではないかと。ハードSFですからそのアプローチはもちろん全然有りですし、むしろそうすべきなんですけど、このシリーズに限って言えば、謎は残しておいた方が逆に落ち着きが良いのかもしれませんね。あの「宇宙のランデブー」のように。

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3001年終局への旅 (ハヤカワ文庫SF)の作品紹介

31世紀初頭、海王星の軌道付近で奇妙な漂流物が発見された。それこそは、宇宙船ディスカバリー号の船長代理フランク・プールだった。はるか1000年前、宇宙船のコンピュータ、HAL9000によってディスカバリー号から放りだされたプールは、冷凍状態で星の世界へ向かっていたのだ。地球の軌道都市スター・シティで蘇生させられたプールがたどる究極にして最後の宇宙の旅とは…『2001年宇宙の旅』に始まるシリーズ完結篇。

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