人形つかい (ハヤカワ文庫 SF ハ 1-36)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150115418

作品紹介・あらすじ

アイオワ州に未確認飛行物体が着陸した。その調査におもむいた捜査官六名は行方不明になってしまった。そこで、秘密捜査官サムとその上司、そして赤毛の美人捜査官メアリは、真相究明のため現地に向かう。やがて、驚くべき事態が判明した。アイオワ州の住民のほとんどは、宇宙からやってきたナメクジ状の寄生生物にとりつかれていたのだ。人間を思いのままに操る恐るべき侵略者と戦うサムたちの活躍を描く、傑作冒険SF。

感想・レビュー・書評

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  • 地球外生物の侵略から人類を守るサムの活躍を描くSF冒険小説。
    1951年に発表された作品。
    冒険小説として、楽しめた作品でした。
    本書を読んで、『影が行く』(遊星よりの物体X)や『盗まれた街』(ボディースナッチャー)を思い浮かべる。本書も勧善懲悪な映画化しても良いのになぁ〜と思った。

  • SF。侵略SF。
    初めて読み切ったハインラインの長編作品。
    派手な展開に、恋愛要素もあったりして、想像以上に読みやすい。
    じっくり考えるよりも、気楽に楽しむ娯楽作品。
    〈上半身裸体計画〉〈日光浴計画〉は、想像するとかなり滑稽。全体的には映画化しやすそうな作品だと思うけど、この二つの計画のせいで無理そう。
    終盤の解決に向かう計画を立てる段階が一番好み。
    侵略SFの代表作の一つで間違いないでしょう。

  • 半分くらい読んで飽きてしまったので、後半は拾い読み。だいたいわかった、という感じ。

  • タイトルだけの印象でアンドロイドやロボットを使うことと思っていた。実際は違くて宇宙侵略もの。
    SFのオススメに選ばれるだけあってつまらなくはない。やはり今だと古臭さはあるかなぁ。設定は2007年の話だけれど乗り物は間違いか…

  • 怖い。夜に読めなかった。まるで1本の映画を見ているよう。猿の描写が印象に残った。

  • ちょっと冗長だったかな。あまりテンポはよくないし、主人公があまりにもお子様では……。話としてはおもしろかった。
    371ページでケリー大佐が言ったことは、そのまんま今のコロナ禍における未来を占っているようで……なんとも。
    ところでところどころ旧字なのはなんとかならないのだろうか。昔のものとはいえ字体くらいは最近使われているものにしてもよいのでは。邦訳なんだし……。

  • 小説

  • 人形つかい (ハヤカワ文庫SF)

  • 宇宙人侵略ものの傑作。サムとおやじとメアリの関係、エヴァのシンジくんちゲンドウと綾波の関係にそっくり。
    表紙のカバーイラストがひどすぎるので旧版を見つけたら書い直すことにします。

  • ナメクジ型エイリアン対米大統領直下の秘密組織。
    頭脳戦とか恋愛とか。
    昔の作品のなので今読んでも目新しさも驚きもないが、完成されてはいる。

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