フェアリイ・ランド (ハヤカワ文庫 SF マ 9-2)

  • 早川書房
3.21
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本棚登録 : 46
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (687ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150115449

作品紹介・あらすじ

気候の大変動により水没したアジア・アフリカからの大量の移民で溢れ返る異形の街ロンドン。そこではドールと呼ばれる一種のロボットが市民生活の必需品となっていた。遺伝子ハッカーのアレックスは、ふとしたことから天才美少女ミレーナと知り合う。だが彼女はアレックスにドールを盗ませ、その電子チップを入れ替えて知性を持つフェアリイに変貌させるや姿を消した…自らが女王となるフェアリイ・ランドを造るために。アーサー・C.クラーク賞/ジョン・W・キャンベル記念賞受賞。

感想・レビュー・書評

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  • フェアリイ・ランド (ハヤカワ文庫SF)

  • 非常に濃厚でした。ドロドロと煮詰めた感じ。始めの方はちょっと読み進むのに苦労したけど、物語の加速が始まると一気に引き込まれていく感じ。

  • これぞ未来の?フェアリィ・テイル!

    作者はさすが英国人。遺伝子工学とネットの海、
    ドラッグとテクノロジー満載のグロテスクなSFの
    根底には、耽美な妖精物語がありました。

    妖精や太古の精霊が未来に蘇るとしたら、
    こういうカタチかもしれません。

    SFと御伽噺の混沌を楽しみたい方はぜひ♪

  • 図書館で借りた本。
    近未来の荒廃したヨーロッパが舞台ですが、
    幻想的な話です。
    ナノテクの話はとっつきにくい人もいるかも・・・(^^;

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