まだ人間じゃない (ハヤカワ文庫 SF テ 1-19 ディック傑作集)
- 早川書房 (2008年3月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150116569
感想・レビュー・書評
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SFってなんか難しそう〜と思っていたけど、全然そんなことなく楽しめた。
一つ目の「フヌールの戦い」を読み終えた時にはそのコミカルさにびっくりした。
良い意味でしょうもない……!!
進んだ技術を描く一方で酒や煙草などの昔ながらの文化も描かれてるのが新鮮。
一番好きなのは「CM地獄」かな。
わかりやすいSF感にわかりやすい展開なところが読みやすくて好き。
他の作品も読みたくなりました!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
《目次》
・ 「フヌールとの戦い」
・ 「最後の支配者」
・ 「干渉する者」
・ 「運のないゲーム」
・ 「CM地獄」
・ 「かけがえのない人造物」
・ 「小さな町」
・ 「まだ人間じゃない」
・ 作品メモ
・ あとがき -
ディック基本的に好きなんだけどね!!これはね!!低評価させていただく。とりあえず表題作が生理的に受け付けなかった。
ただ思えばいろんなとこに「典型的な悪役」として出てくる性欲と権力志向以外なにも詰まってない太鼓腹のおっさん悪役を転向させるとこうなるのかなーという気はする。でもそこに女性性のみならず母性を混ぜてる時点で軸がぶれてんじゃないのかなあ。 -
日本語訳がいまいちだったので、途中であきらめてしまった。
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表題作は堕胎反対論者のくだらない主張聞かされてるみたいでうんざり。戦前の日本かよ。アメリカにはこういう意味のわからない主張したがるのがよくある。
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星新一さんのショート・ショートが思い浮かんだ。
ただしこちらのラストのほうがより残酷な感じ。 -
ちょっと長めのショート・ショートという感じの短編集。話、訳者によって当り外れがある様に感じました。
著者自身の作品メモが興味深かったです。 -
ちょっと長めのショート・ショートという感じの短編集。話、訳者によって当り外れがある様に感じました。
著者自身の作品メモが興味深かったです。 -
2010年ごろに一読。表題作がとても印象に強い。(2013/9/22)