まだ人間じゃない (ハヤカワ文庫 SF テ 1-19 ディック傑作集)

  • 早川書房
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本棚登録 : 370
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150116569

感想・レビュー・書評

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  • SFってなんか難しそう〜と思っていたけど、全然そんなことなく楽しめた。
    一つ目の「フヌールの戦い」を読み終えた時にはそのコミカルさにびっくりした。
    良い意味でしょうもない……!!
    進んだ技術を描く一方で酒や煙草などの昔ながらの文化も描かれてるのが新鮮。
    一番好きなのは「CM地獄」かな。
    わかりやすいSF感にわかりやすい展開なところが読みやすくて好き。
    他の作品も読みたくなりました!

  • 《目次》
    ・ 「フヌールとの戦い」
    ・ 「最後の支配者」
    ・ 「干渉する者」
    ・ 「運のないゲーム」
    ・ 「CM地獄」
    ・ 「かけがえのない人造物」
    ・ 「小さな町」
    ・ 「まだ人間じゃない」

    ・ 作品メモ
    ・ あとがき

  • 早川文庫の新しい装丁、ご覧になっていない方、
    ぜひ店頭で見てみてくださいな♪♪
    カゴだか檻だかの中で、ロボットが膝を抱えて
    いじけている姿が超☆可愛い〜っっ♪♪

    ?フヌールとの戦い
     「なんでバレるの!?」バレるって。笑ってしまう〜^^オチはバカバカしいけど。

    ?最後の支配者
     これ、好きな話です。無機物の哀愁がなんとも切なくて。

    ?干渉する者
     こういう小さいものがうじゃうじゃいる系が
     私は大の苦手です ^^; 蝶嫌いになりますねー。

    ?運のないゲーム
     作品の完成度はこれがピカ一☆よくできてます。
     アメリカ人は本当にサーカスが好きね。

    ?CM地獄
     これ、映画化してないんでしょうか?
     「ファスラッド」ビジュアル化、希望〜

    ?かけがえのない人造物
     マトリックス、ですな。

    ?小さな町
     精巧過ぎるミニチュア模型に・・・
     オチがミエミエなんだけど、この話が好き☆

    ?まだ人間じゃない
     「生後堕胎」って、発表当時はいろんなとこから
     クレームつきまくりだったのでは? ^^;

  •  ディック基本的に好きなんだけどね!!これはね!!低評価させていただく。とりあえず表題作が生理的に受け付けなかった。
     ただ思えばいろんなとこに「典型的な悪役」として出てくる性欲と権力志向以外なにも詰まってない太鼓腹のおっさん悪役を転向させるとこうなるのかなーという気はする。でもそこに女性性のみならず母性を混ぜてる時点で軸がぶれてんじゃないのかなあ。

  • 日本語訳がいまいちだったので、途中であきらめてしまった。

  • 表題作は堕胎反対論者のくだらない主張聞かされてるみたいでうんざり。戦前の日本かよ。アメリカにはこういう意味のわからない主張したがるのがよくある。

  • 星新一さんのショート・ショートが思い浮かんだ。
    ただしこちらのラストのほうがより残酷な感じ。

  • ちょっと長めのショート・ショートという感じの短編集。話、訳者によって当り外れがある様に感じました。
    著者自身の作品メモが興味深かったです。

  • ちょっと長めのショート・ショートという感じの短編集。話、訳者によって当り外れがある様に感じました。
    著者自身の作品メモが興味深かったです。

  • 2010年ごろに一読。表題作がとても印象に強い。(2013/9/22)

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