スパイダー・スター〈下〉 (ハヤカワ文庫SF) (ハヤカワ文庫 SF フ 17-2)
- 早川書房 (2009年5月30日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150117115
感想・レビュー・書評
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暗黒物質を取り込んで進むことのできる暗黒エンジン搭載の「ダークハート号」で伝説の「スパイダースター」へ向かう主人公。片道20年だから生還できたとしても家族は死んでいるか自分より年上の見知らぬ他人、という涙の上巻からうって変わって映画「エイリアン2」って感じの下巻。あれっ、中性子星とのからみは?スパイダー・スターの中心の秘密をもうちょっと・・・ちょ〜っと甘すぎるラスト。全部異星人のテクノロジーで解決ですかぁ。どうしても作中のエピソードの引用が20世紀のNASAを中心とした宇宙開発時代が多いため、身近には感じられるが飛躍感は全くない。やっぱり現代を舞台にしたハードSFでがんばった方がいいのでは???うう、この辛いカレーを期待したのにバーモンド・カレー止まりのような宙ぶらりんな感じ。ハードSF熱、再燃!
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