ニューグ作戦 (ハヤカワ文庫SF ロ 1-369 宇宙英雄ローダン・シリーズ 369)

  • 早川書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150117412

作品紹介・あらすじ

故郷銀河にもどってきたSZ=2は深刻な燃料不足におちいっていた。センコ・アフラトとラス・ツバイはアトランの助けを借り、ニューガス燃料の貯蔵施設がある感星オリンプに向かう。だが、貯蔵施設のあるニューグ盆地にはラール人の罠がしかけられていた。SZ=2が着陸したところをとらえようというのだ。そのころオリンプで、超重族の冒険家ジェルツ・カントエネンが、多額の金を賭けた大冒険を始めようとしていた。

感想・レビュー・書評

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  • 表紙は(たぶん)ラス・ツバイと(たぶん偽)ローダン。本物のローダンはこんなイヤな感じに笑わないわよ!と思ったがよく見ると「あれ、本物…?」と思っちゃうあたり自分もまだまだである。

    前半『ニューグ作戦』
    登場人物紹介の欄に名前がないので心の準備がなかったが久々に皇帝アンソン・アーガイリス登場。いやあ、いいキャラクターだわ、好きだわ。鳴き声からグロンクと名付けられた生物がマスクをかぶり皇帝の代わりをして川下りをするが、どんな姿なのか興味ある!!
    そしてラール人のモンドヴォン=グロンクもグロンクなの!?と心地よく頭がこんがらがる(笑)。

    後半『ラール人の駆けひき』
    前巻後半の話で120年ぶりに再会したアトランとラス・ツバイたちがここのところ一緒に仕事をしているが、やっぱりこの人たちが一緒にいると安心する。若干のすれ違いがあるのがこの後どのように影響するのかは気になるが。
    ラール人がローダンの偽物を使ってテラナーたちをだまそうとするのだが、ローダンの訓練を一生懸命する影武者が気の毒だ(笑)。ローダンを知る者たちにはあっという間にばれてるのがもっと気の毒。まあなんというか、やりすぎって駄目だよね。

  • ローダンシリーズ369
    毎月2巻刊行は凄い!
    表紙   5点工藤 稜   赤坂 桃子訳
    展開   5点1975年著作
    文章   5点
    内容 500点
    合計 515点

  • アトランと帰ってきたローダングループとの亀裂が広がっていく。ローダン本人が帰れば修復できるのかというと、今以上に広がりそうな気配。そしてカリスマローダン復活の前に偽者ローダンが登場。偽者を整形技術で仕上げるところがラール人達公会議の技術の低さが伺える。どうして負けたんだったっけ。

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