星の光、いまは遠く 上 (ハヤカワ文庫SF)

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制作 : 酒井昭伸 
  • 早川書房 (2011年6月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150118136

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星の光、いまは遠く 上 (ハヤカワ文庫SF)の感想・レビュー・書評

  • ヒューゴ賞とネビュラ賞を受賞したと本屋で平積みになっていたので買ってみようかなあと思っていたのですがまあ図書館で借りてみようと借りてみました。面白かったです。

    最後まで読むととても面白いのですが上巻の主人公のダメダメっぷりにほとほと嫌気が差しました。振られた女に未練タラタラだし、女々しいし、特にこれと言う技術も知識もないし。彼は大体どうやって生計を立てていたのだろう?優しそうだけどそれだけだったからヒロインに振られたんだろうなあ、きっと。ヒロインも登場人物のほぼ全員に愛されている女性なのですが何が魅力的なのかさっぱりわからない。自分勝手だし常に現状に不満を抱いているし。大体、人を呼び付けといてその態度は何?と思ったのですがこれは最後にからくりがわかりました。
    まあでも一番の不満はあんなあやしい人間の言葉をよく信用する気になるよなあ…と言うところですね。上巻までは主人公のやることなすこと裏目に出て本当にどうなの?と思う主人公です。最後挽回する場面があるのでそこまで我慢するしかありません(笑)

    作中一番魅力的なのはガースですね。やること、言うことにぶれが無い。あのカヴァラーの結びつきや歴史背景、二人の行動の方が読んでいて楽しかったな。
    そして後書きにもありましたが色々な過去の作品がオマージュとして出ていて面白かったです。特にこの方の長編シリーズも神話として出てきたりしてその辺りもリンクしているのかなあ、と考えると面白かったです。

    今の時代でもそうですが異文化を外面上から見ただけで野蛮であるとか残酷であるとかの判断を下すのは危険なことだと思いました。その行為にどのような意図があり、歴史があったのか。それを知らないで一方的な価値観を押し付けることの恐ろしさ。そんなことを感じました。後はキリスト教ではヘビがアダムとイヴを惑わしたもの、奸智なヘビと嫌われていますがなるほどこういうお話にもそう言ったモチーフで現れてるのかな、と思いました。

  • 人を人たらしめるものは何か。
    文化か、伝統か、誇りか。

    物語のなかで、盛んに自分の星の文化や伝統を重んじることが繰り返されるが、その文化や伝統が、一体何を守るためにあるのかということを考えさせられた。
    だからこそ、クライマックスにそれぞれとった決断が、重く響いてくる。

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星の光、いまは遠く 上 (ハヤカワ文庫SF)の作品紹介

あまりに遠大な公転軌道を有するため、あたかも銀河を彷徨っているかに見える辺境惑星ワーローンに、ひとりの男が降り立った。ダーク・トラリアンは、かつての恋人グウェン・デルヴァノから送られた"囁きの宝石"に呼ばれ、この惑星にやって来たのだった。再会を喜ぶダークだったが、グウェンは思いもよらない事実を彼に告げる。自分はもはや自分だけのものではないのだと…。エキゾチックな異星が展開される冒険SF。

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