死の迷路 (ハヤカワ文庫SF)

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制作 : 山形浩生 
  • 早川書房 (2016年5月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150120702

死の迷路 (ハヤカワ文庫SF)の感想・レビュー・書評

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  • 作家として、出世作アンドロイドは電気羊の夢を見るか? Do Androids Dream of Electric Sheep? (1968年)、銀河の壺直し Galactic Pot-Healer (1969年)、
    ユービック Ubik (1969年)に続く作品だけに読ませます。残念ながら、私の好みではありませんでしたが。

  • 目的も告げられぬまま辺境の惑星「デルマク・O」に送り込まれた男女14名。彼らが目の当たりにする光景は、謎めいた構造物に人工蠅、不完全な複製を作り出す生命体などなど…奇妙な惑星を舞台に、ひとりまたひとりと不可解な死を迎えるメンバーたち…緊迫感溢れる展開で魅了する本書は、著者自身の神秘体験も交えたサスペンスSFです。

    舞台となる惑星自体が奇妙であることに加え、何らかの欠陥を抱えた登場人物が時折遭遇する奇怪な体験(このうちのひとつが著者の神秘体験のようです)の影響もあってか、物語には常に異様な空気が漂っています。この辺りはディックが得意とする描写なのでしょうが、とにかく不安を抱きつつ読み進めることに。一方、賛否分かれそうな結末は、個人的には嫌いではありません。「現実の世界に戻れたと思った瞬間に、幻覚世界の住人が目の前を横切る」とは「パーマー・エルドリッチの三つの聖痕」でしたが、これに通じるところがあるかと。ただ、あちらのように前途ある作品とは到底思えません。薬物や神秘主義に囚われた人々の悲惨な末路を想起せざるを得ない作品です。

  • 不思議な宗教に、不思議な星、不思議な登場事物たちと、飽きることなく次へ次へと読み進めてしまいます。
    物語の最初に出てきた主人公かなと感じていた人物が一番最初に死ぬ、最後はやりきれない夢オチ…と私はなかなか楽しむことのできた一冊でした。
    ただ、『高い城の男』『アンドロイドは電気羊の夢をみるか』に比べるとそれほど強く印象に残る一冊でもなかったというのが私の感想。

  • 2016/08/31
    嵐の山荘って煽りはどうだろう。

    そし誰風UFOエンドみたいな。

  • 東京創元社から刊行されていたものの復刊。
    割とパルプSF的な印象を受ける長編で、序盤の緊迫感に溢れる展開からあのオチに繋がった時は思わず笑ってしまった。
    巻末の、愛はあるのに褒めていない『訳者あとがき』も妙に面白い。確かに『落伍者』しか出て来ないわ……。

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目的も知らず辺境惑星に派遣された13人の男女は、一人また一人と奇怪な死を遂げ始めた

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