- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150121648
作品紹介・あらすじ
人類初の月面都市アルテミスで暮らす女性ジャズは、謎の仕事のオファーを受ける。それは月の運命を左右する陰謀へと繋がっていく
感想・レビュー・書評
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4月末に予約した図書館の本が6月末時点でまだ手元にありません
予約したとき予約順位1番だっので1人の人が2ヶ月くらい持っているということになります
もう犯罪ですよ!逮捕逮捕!!
もしかしたらやむにやまれずっていう事情があるのかもしれんけど…
いや、やっぱり許せなーい!
『荒れてます』なんちて
さて『アルテミス』です
先日大絶賛した『火星の人』のアンディ・ウィアーの長編第二作だそうで、アンディの軽妙な語り口そのままに舞台を月面に変えて、今度は女性が主人公です
ユーモアに溢れ諦めない心を持ったところは前回同様で好感しかないです
そしてアンディ・ウィアーといえばなんと言っても「おっぱい」ですよね
勘違いしないで頂きたい!おっぱいと言ってもエロい意味でのおっぱいです!(そのままやないか)
これは自分も常々思っていたことで作中まさにアンディも言ってるように女性はおっぱいの持つ力をあまりに軽視しすぎていると思います!
おっぱいほど神聖なものはこの世に存在しないと言っても過言ではありません
母なる大地であり大いなる海であり果てしない空です
宇宙の源です
そんなおっぱいの真の意味に気付かせる『アルテミス』素晴らしい作品です(そんなお話じゃ絶対ないし、おっぱいおっぱいてむしろお前が逮捕や!) -
大小5つのパブル(ドーム)からなる人口2000人の月面都市 "アルテミス" は、アポロ11号着陸地点への観光を目玉とした観光都市で、先進国を尻目にケニアが開発に成功し、運営している。
主人公は頭脳明晰だが金欠のジャスミン(ジャズ)26歳。ポーター(運び屋)を生業としつつ密輸にも手を染め、当局から目をつけられてるやんちゃ娘。そんなジャズが、友人の大実業家トレンドから大金を餌にヤバい仕事を依頼された。なんと、アルミニウム精錬所で働く収穫ロボット4体を破壊せよという無理筋で危険極まりないミッション。金に目の眩んだジャズは、頭脳をフル回転させて用意周到な作戦を練る。そして"ZAFO"を巡る謎。
月面都市 "アルテミス"が細部まで手抜きなく詳細に描かれている! 「火星の人」と同じテイストの本格SFだ。ワトニーの陽気で軽快な語り口もジャズに引き継がれていて楽しめる。 -
月のコロニー、アルテミス。そこに6歳の時から住む女性・ジャスミンは運輸の仕事をしていた。時には非合法のものも。そこに富豪からある仕事を頼まれるが、月コロニーをゆるがす大事件に。
筋はジャスミンと仲間の大活躍、といったところなのだが、月コロニーがとても興味深かった。図があり、想像をするのが読んでいて楽しかった。どのくらいの未来なのかはよくわからないが、居住区は500メートルの直径のところに5つのドームがあり、地下にも空間は広がっている。オルドリン、コンラッド、ビーン、シェパード、アームストロングと名付けられ通路でつながっている。シェパードの住むコンラッド・バブルは運輸業とか溶接とか労働者の住む安価な居住区。彼女の部屋は地下だ。カプセルホテルのようで立つことはできず、ベッドに横になるだけ。風呂とトイレは共同。「棺桶」と呼ばれている。片やシェパード・バブルは富裕層のすむ所で、広い部屋だ。オルドリンはいわば行楽地。月への観光客のホテルがありカジノ、ショッピングセンターがあり、月コロニーの大きな収入源になっている。
居住区から40キロのところに「アポロ11ビジターセンター」があり、観光名所となっている。居住区の隣にはアルミニウム精錬所と核反応炉があり、精錬過程で酸素も作られる。
「ARTEMIS]アンディ・ウィアー著 2017
ウィアーは「火星の人」2014)で2016年ジョン・W・キャンベル新人賞受賞。
解説では映画化されるとあるが、映画化予定の記事は検索できるのだが、完成の記事は出てこないのだが・・
https://eiga.com/news/20180729/6/
2017発表
2018.1.25初版 図書館 -
人類が月での生活をしている世界のお話。月面でのアクションシーンが満載で楽しめる。科学的考証もしっかりしているので、気になるところは今のところない。
続きは下巻だ。 -
「火星の人」アンディ・ウィアーの長編第二作。今度の舞台は月面都市。女性主人公の軽妙な語り口が読みやすい(あまり共感はできないが)。精密に設定された都市の描写にリアリティがあって面白く、サスペンスミステリーのような展開に説得力をもたせている。科学知識を駆使したり、機転を利かしてピンチを切り抜けていくスリリングさは前作ゆずり。先が気になって一気に読める。
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#日本SF読者クラブ 「火星の人」が傑作だっただけに惜しい。まず、導入部がかったるい。ミッションが明らかになってからは、テンポよく進むのだが。あと、主人公の一人称で、ストーリーが語られるのだが、26才の女性の語り口とは思えない。ハイティーンの口調だ。訳文に問題があるのかもしれないが、気になるところ。
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んんん、「プロジェクト・ヘイル・メアリー」、「火星の人」のアンディ・ウィアーの月を舞台にした作品ときたら期待せずにはいられなかったけど、なんだろうこの“かったるさ”は。主人公のピンチでもユーモアを忘れない軽妙な独白体の文章で進むいつものパターンはそのままだけど、なんともまどろっこしい。ちょっと斜に構えた女の子の独白がそう感じさせるのかしれないが、何も起こらないうちからとにかく話が長すぎる。月で普通に人が暮らして、地球からの観光客を毎週迎えている世界を説明するのに上巻の70%が消費されてる感覚だ。知識を得るのは楽しいけど、それより物語が大事なのにさ。下巻も読むけど、テキトーに読もうかな。
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翻訳家さんの腕もあり軽妙な台詞回しが楽しい。
イメージはSF版のスレイヤーズな感覚で読めますね。
後編がどうなるかワクワクする。 -
レビューは下巻で。
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物語の感想は下巻を読んだ後。
ただ、、、、主人公視点の一人称で物語が進む中、
なぜ彼女は読者に向かって語り掛けたり、
解説をしたり、独り突っ込みを入れたりする?
『火星の人』の場合、火星にたった一人残され
だれとも会話をすることがなく、
口述(映像)記録をつけたりの中なので
当然・自然に感じ、それほど気にならず、
その軽快さを楽しんで読み進んでいったけど、
本作では、ちょっと気になる。(小さいこと気にしすぎ?
はい、異論反論うけつけます。←こんな感じ)
まぁ待ち望んだ新作なので、
地球の友人とのやり取りと物語との関連、
そして伏せられている過去の事実含め、今後の展開に
期待しながら、あっという間に下巻に進む。
残念です
残念です
んー、罠にかかった感じ!笑笑
んー、罠にかかった感じ!笑笑