妖女サイベルの呼び声 (ハヤカワ文庫 FT 1)
247人が登録
★3.85
| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
みんなのタグ
この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
心(マインド)に呼びかける力を持つ、魔術師サイベルの、不思議な魅力が光る。
あれほど愛した人々を傷つけてまでの展開は、ちょっと?と思うところもあったけど、サイベルの揺れる心境がよく描かれていた。
http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/a-16ff.html
うーん。なんとなく最後までどんどん読んでしまったから、おもしろいのか?!あんまりストーリーに感情移入できなかった。確かに、人物の描写が少ないわりにイメージできてしまうところはスゴイけど・・・。うーん。
エルドの山奥深くの館で、伝説の幻獣たちと暮らす魔女サイベル。人の世から離れ、古からの魔法と静けさの中で日々を送る彼女のもとに、ある日、生まれたばかりの赤子が届けられました。争そう2つの王国双方に深い縁を持つ赤子は、やがてサイベルを王位をめぐる争いへと巻き込んで行きます。
けもの達を呼び寄せ従える力を持つ魔術師サイベル。彼女に縁のある赤子を預けるためにやってきた騎士によって運命は大きく変わる。読みやすく綺麗な文体で伝説のけもの達の気高く優雅な姿が伝わってきました。それと気高くも優雅でもありませんが、サイリンの意地悪なおせっかいの後に放ったセリフも結構好きです。そしてサイベルが人を知ることで愛と憎しみを知り、憎しみを乗り越える描写が心地よかったです。
岡野玲子さんのイラストが装丁のを持っているんだけど、
データが出てこない・・・限定出版とかだったのか?
勘違い?
昔話や伝説のような物語。
主人公の魔女(妖女)サイベルの行動や考え方の変化には、
ちょっとついてけないところもあるけれど、
その行動の不可解さも併せて昔話的?
でも、ぐいっと引き込まれて読める物語。ときどき読み返します。
岡野さんの漫画「コーリング」と併せて読むと魅力倍増です。
今まで読んだ中でも、かなり異質の作品です。
物語はサイベルの周囲の狭い範囲で進行して、登場人物も少ない。それなのにどんどんと深いところへ引っ張り込まれていくのです。
そして本作以降、海外のファンタジーにどっぷりハマっていきました。
「いつかあなたも気づかれる日が来るでしょう、
呼び声に応えて自らの意思で来てくれる者があるということが
どんなに心強いか」
女性作家に女性翻訳というのが気になって手にとりました。
ファンタジーかと思いきや、愛と憎悪のお話でした。なにも想像せずに読んでいたからちょっとびっくり。ハッピーエンドでよかったです。
岡野玲子「コーリング」の原作。
森の奥で伝説の動物たちと暮らす魔女サイベルは、騎士コーレンから幼子タムローンを預かったことから、やがて愛や憎しみなど、大きな感情の渦中に飲み込まれていく・・・
時折言い回しが難しく、サイリンの謎賭けなども意味がよく分からないこともありますが、それを差し引いても十分に幻想的で美しい文章です。
火の揺らめきやちょっとした人物の動きなどで、直接的には記されない登場人物たちの心の動きが感じられます。
そしてコーレンがカッコよすぎる!!
妖女サイベル→ゲームでおなじみ召喚士。でも、この妖女って面白い響き。彼女は、能力があるばっかりに狙われたりするんだけど、ファンタジー好きなら一度は読んだ事が有るんじゃなかろうか?初めて読んだのは、中学生頃か?何度も読み返した本です。
マキリップではこれが1番好きかも。
物語の余韻がなんともいえません。
他のマキリップ作品とは違い、古風な作風ですし、明るい雰囲気もありませんが、行間に含まれた物事の意味を読み解くこと、その味わいがすばらしい。
実は、早川書房のハヤカワ文庫FTの創刊1冊目の本です。ロングセラー。
タイトルだけで想像した内容は、不気味な魔女が妖しい叫び声(呼び声・・)をあげているというストーリー(どんなんだよ)だったんですが
想像と違って上質なファンタジーでした。
「呼び声」という魔法の力。その力の使い方。
サイベルの、呼び声を扱う魔女としての一面と、優しい女性としての一面と。
心のバイブルの一冊
山奥の館に1人住む偉大な魔術師の娘。伝説や物語に出てくるドラゴン、ライオン、隼、猪達を呼び出し、意のままに出来る力を持つ。ある日、遠縁の赤ん坊を預けられたことから、氷のような感情にひびが入る。絹織物のように滑らかな文章で、愛と嫉妬の物語が綴られる。
冒頭数行を読み進めるまではものすごく時間がかかったけれど、文章のリズムを呑み込めて来ると、逆に止まらなくなってしまった。
途中、何箇所か「発してる言葉が違う人なんじゃない?」と感じる箇所があって、ちょっと気になってしまった。素敵な作品なのに…。
(該当箇所のメモが見当たらないので後述予定)
+ + +
にひ。本日入手vいつ読もうかなー♪♪ 2008.06.12.
物言う獣たちとエルド山に住む妖女サイベルは、ふとしたことで騎士コーレンから王の息子タムを預けられ、育てることになる。タムや獣との、穏やかな古の暮らしを望む彼女だったが、人間の欲望が誇りを引き裂き、踏みにじっていく。彼女を真に愛するタムやコーレンへの愛情と憎しみの狭間で苦しみながら、彼女はあってはならない選択を迫られていく。

前評判ほど面白いとは思えなかったけれども、興味深い話ではあった。
呼び声…つまり、相手の真の名をつかまえることで相手の力を支配してしまうというのは、古くから伝わる魔法物語の定番だ。
色んな獣たちを...





