夢馬の使命 魔法の国ザンス 6 (ハヤカワ文庫FT)

  • 早川書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (505ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150201050

感想・レビュー・書評

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  • 何かAmazonのタイトルがおかしなことになってますが、
    「夢馬の使命」です。

    昔、最後に読んだ作品で、内容もほぼ覚えてました。
    今回は人々に悪夢を運ぶ「夢馬」(夢魔ではない)
    のインブリが主人公です。

    マンダニアからの脅威が、ザンスの王座をを狙い、
    その一員である「ホースマン」の不思議な能力によって、
    次々とザンスの王が倒されていきます。

    後半は王の交代も更にスピードアップし、
    世界の存亡をかけ、最後の王は対決に臨みますが...

    主人公が「人」でなくても、成り立ってしまうこの世界観はすごい好きですね。

    未曾有の脅威に対して立ち向かうのは、過去の主役も含めた豪華な顔ぶれです。

    前回は人食い鬼が主人公でしたが、
    今後もザンスの住人が主役になった物語がたくさんありそうですね。

  • アンソニイさんの女性観はおもしろいなあ。

    白馬には結構早くから気がついてましたけど、過酷なオチでしたねえ。そして次巻への布石かジョーダン。

  • 百五十年ぶりにマンダニア軍の侵略が始まった。残虐非道なマンダニア人がドラゴンやゴブリンをシチューにし、ニンフや妖精を犯しにやって来たのだ!持折しても、夢馬のインブリカはカメレオンを通してトレント王に“馬の乗り手にご注意あれ” というメッセージを伝える任についていた。どうやらこの言葉の中にマンダニア軍の侵攻を阻止する鍵が隠されているらしい。ところが、この警告を受けた後、トレント王は原因不明の昏睡状態に陥った。あまつさえドオア、ビンク、カメレオン等、ザンスの要人は次々にトレント王と同じ奇病にかかっていった!

     2003年6月21日再読

  • ザンスシリーズ 6冊目

  • 魔法の国ザンスに生きる夢馬インブリが、世界を救うために駆け巡る話です。夢馬とは夢魔。人々に夜毎の悪夢を届ける存在が夢馬。基本的に夢馬はビジネスライクなんですが、インブリは最近、情が深くなったのか仕事が上手くいきません…。ユーモアファンタジーを背景に、仕事をリストラ(笑)されたインブリが、あっちこっちで仕事を請け負いながら天職を見出す話です♪どこの世界でも自分、という自覚がなければ就職は難しいらしいです(^_^;)

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