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すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた についての感想・レビュー・書評


すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた (ハヤカワ文庫 FT)
83人が登録 ★3.39

制作: 浅倉 久志 
本 / 早川書房 / 191ページ / 2004年11月09日発売
ISBN/EAN: 9784150203733
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評価平均: 3.39
登録数: 83
レビュー数: 11
価格: ¥ 588 (参考価格:¥ 588)

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みんなの感想・レビュー・書評

koudai1990さんのレビュー 4 読み終わった

南アメリカの浜辺の匂いがする、海を舞台にした幻想小説三編。

大きく、穏やかでうつくしい海に包まれたような気分になりました。

「リリオスの浜に流れついたもの」という短編が、どことなく少女小説っぽくて好きです。

キンタナ・ローの海に現れる不可思議なものたちは、自然開発に伴い、まぼろしのように消えゆくものに対する、ティプトリー哀しみを表現したものなのでしょうか。

新吉さんのレビュー 4 読み終わった

ついついキンタローと空読

jinbonhamさんのレビュー 3 読み終わった

硬派な女性SF作家の世界幻想文学大賞受賞作。SFではなく、ファンタジーにカテゴライズされるようですが、僕にはイマジネーション豊かな純文学寄りに読めました。SF界の権威というオーラを纏わない、等身大の作家の自然な姿が感じられるような3つの連作中篇。ポール・オースターやスティーヴ・エリクソンの諸作品、ル・クレジオの『海を見たことがなかった少年』『パワナ』などが好きな人にお薦め♪

フラビオさんのレビュー 4 読み終わった

8月5日読了。SFの名手による、これはファンタジー?3編の印象的な短編を収録。キンタナ・ローとはメキシコ東の、カンクンなど観光地の近くに存在する海岸地域のようだが、各編で語られる神々・歴史・自然から立ち上る上質の酒のような、コクと旨みに満ちた小説だ。どのお話もラストにちょっとゾクっとさせられるような、幻惑させられるようなヒネリが効いており、ミステリ仕立てであるとも言える。うまい書き手は何を書いてもうまいのか?

ヨナキウサギさんのレビュー 5 読み終わった

同著者の『愛はさだめ、さだめは死』が面白かったから。私は、こちらのほうはすんなり読めた。だって「ファンタジー」に分類されているのだから。同じ著者の他の作品と比較しながらまとめて読むと、この人の凄さがわかるような気がする。とにかく不思議で、でも面白かった。文学の分類にケチをつけたい気分のときもあるけれど、でも整理目的であれ、初めて本を手にする人にとってであれ、何らかの指標が必要なことは認めます。図書館も書店も、そういう意味ではなかなか「ぶっ飛んだ」真似はできないけれど、「私の本棚」は私だけが配架できるのだ。この愉しみ、悩み、筋肉痛。ぶっ飛んでやる!??

ショウさんのレビュー 4 読み終わった

この作家さんはSF作家だと思ってたんですが。これはファンタジー。(ハヤカワ文庫FTだしね 笑)

海行きたくなった。太平洋とかじゃなくて、もっと底抜けたみたいな海(そんなどこにあんの)

vesperさんのレビュー 4

物語自体はまあまあ面白いってところだけど、文体がすごくいい。個人的には文体だけで読める。

driftglassさんのレビュー 3 読み終わった

ティプトリー.Jrというだけで高評価を与える奴がいそうでいやになる。<br>
まあ、俺もティプトリー.Jrというだけでいくばくかの金を払ってしまう愚か者なのだが...。とりあえず、大人のSFファンなら金をドブに捨てる覚悟で買ってしまうだろう。<br>
<br>
さて、ティプトリー.Jrは初めて。サンリオ含めて全冊購入済みだが、「接続された女」すら読んでいないのだな。<br>
で、この連作短編の感想。<br>
<br>
これはラファティですか?酒を飲んでいない素面のまたは欝状態の。<br>
ラファティの短編集の中にコッソリ紛れこませても、全然分からんだろう。「水上スキーで永遠をめざした若者」なんて題名からしてそんな感じに思えてしまいますが、どうでしょう。<br>

xuerenさんのレビュー 3

メキシコ、キンタナ・ロー州の浜辺に流れ着く、"私"が聞いた不思議な物語を描いた連作集。

『リリオスの浜に流れついたもの』『水上スキーで永遠をめざした若者』『デッド・リーフの彼方』

全ての話が、結局なんだったかわからないまま終わるのが、かえって不気味。
題名のとおり、全ては幻なのか、それとも……
アジア的な熱帯とはまた違う、海の冷たさとジャングルの暑さが感じられるような作品。

最後の『デッド・リーフの彼方』がよかったかな。
気持ち悪いとかじゃなくて、なんともぞわぞわする、嫌な感じの作品。
海の中に漂う何か、ってのは生理的に怖気が走る。

カナカナさんのレビュー 4 読み終わった

海をめぐる話。

SK2さんのレビュー 4

いい雰囲気のの三篇だが、どうにもこうにも分量が少ない。
まあ翻訳されただけでも良しとするか。

全11レビュー中 1 - 11件を表示
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