眠れる女王 (ハヤカワ文庫 FT エ 1-38 エレニア記 1)

  • 早川書房
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本棚登録 : 168
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150204181

感想・レビュー・書評

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  • 謎の病に倒れた女王を救うために騎士が剣と魔法を武器に仲間と一緒に旅に出る。そしてそれを阻む明確な敵がいる。まさに鉄板のストーリー。全6作の第1作目。冒頭から切れ味良い会話のやり取りで、ワクワクしました。でもこの巻は、まだまだ序章という印象で、女王の病とは異なるところで、あれこれと物語が動いている印象。次巻以降が楽しみです。

  • ベルガリアード、指輪物語、ギリシャ神話の影響が垣間見れる。さすがに1巻は登場人物紹介的な話で、陰謀ばかり。キャラ達の軽快な口調はエディングスならではか。

  • Library

  • 何か問題が起こっても、簡単に解決するので気軽に読めました。
    日本か中国の講談の世界のような、魅力的な大人達のファンタジー。

  • ≪ネタばれ注意!≫
    ①眠れる女王 ②水晶の秘術 ③四つの騎士団 ④永遠の怪物 ⑤聖都への旅路 ⑥神々の約束

    の6冊からなるエレニアの物語。

    エレニア国のパンディオン騎士団の騎士で、エラナ女王の擁護者・スパーホークの冒険譚。
    毒を盛られた女王を救うため、青い薔薇の宝石・ベーリオンを手に入れ、シミュラの大司教アニアスの野望を破り、古き神アザシュを封じる旅また旅。
    ストーリーはおおまかわかってしまうのだけれど、登場人物の生き生きとした姿に魅了され、最後まで面白く読めました。
    軽口をたたいてばかりの幼馴染カルテン、信仰心厚いベヴィエ、大男コンビ(?)ティニアンとアラス、教母セフレーニア、スパーホークの従士クリクとその息子タレン、見習い騎士ベリット、騎士団長ヴァニオン、エラナのボディーガード・ミルタイ、よいどれヴォーガン王、個性的な大司教ドルマント・エンバン・オーツェル、若き女神アフラエル、宿敵マーテル。
    みながみな、実在する人物のように、笑い、泣き、怒り、憎み、愛するさまを見て、ぐいぐいエレニア記に引き込まれました。
    ラストも大体わかってしまったけど、ハッピーエンドで終わってよかったな♪

    割と最後の方のマーテルに惹かれたな。
    悔い改めろと説得するスパーホークに
    「その気はないね。自分で選び取った道だ。今更心変りして、自分をおとしめるつもりはない」
    とキッパリ言い放つマーテルに悪党魂を見た!
    本当に愛したただ2人の人間(スパーホークとセフレーニア)に看とられる死が、悪いものではないとうそぶくのもしびれたわ。

  • エディングスのファンタジー物語。この物語では壮年の登場人物が多い。エレニア記・タムール記と続く、長いながい物語でも飽きさせないストーリーなので、長編が好きな方にはおすすめです。読むときは「エレニア記」から。

    ベルガリアード・マロリオン物語に比べると星4つ。

  • こってりしたファンタジーが読みたかったわたしにはズバッっと刺さりました。主人公がおじさんなのもいい…。

  • 主人公はうってかわって、壮年の騎士。
    自分の半分くらいの年の王女様に惚れられています。
    その王女様が毒を盛られて死の瀬戸際にいるところへ、帰還するところから物語は始まります。
    作者得意の宝探しの旅。キュートな神様ももちろん登場。

  • 16/11/08

    100円分の価値はあった。

  • 中世を思わせる異世界を舞台にしたファンタジー小説。伝説の宝石ベーリオンをめぐる悪しき神と人間との攻防を軸に、病に倒れた若き女王を救うために、主人公たちが奔走する姿が描かれている。個性的な登場人物たちの会話が面白い。

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