エラントリス鎖された都の物語 上 (ハヤカワ文庫 FT サ 1-1)

  • 早川書房
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本棚登録 : 143
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (511ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150204228

感想・レビュー・書評

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  • ファンタジーは不得手です。(大人向け・児童向け問わず)

    確かにこの作品にはアオン文字というものが出てきており
    それが力をかつて誇っていたのは事実です。
    そしてかつて栄華を誇っていたエラントリスが
    なぜ滅びたのかもなんとなく…

    ある体の変容により
    廃墟と化したエラントリスに送られるラオデン。

    だんだんと訪れる痛みに耐えつつも
    彼は希望は捨てませんでした。

    その一方、婚約の願いが叶わなかった
    王女、サレーネ。
    婚約するはずだったラオデンの死に
    違和感を覚えた彼女は
    さまざまな駆け引きをしていくのですが…

    敵役もいます。
    おそらくすべての原因は…?

  • 好きな本!

  • まだ見ぬ隣国の王女サレーネとの結婚直前に王子・ラオデンに、ある奇病が襲い死んだものとして追放される…。宗教・政治闘争をからめ、緊迫する世界情勢にサレーネとラオデンがそれぞれ全く別の状況で立ち向かう姿に、思わず手は握りこぶしでハラハラ。サレーネは聡明で生まれながらの政治家魂。ラオデンは父に似ず、これも生まれついての指導者向き。生き様が立派だわ。ただ、翻訳物ファンタジーの常だけど、“知ってて当然”と、突然その世界特有の造語が使われて、しかも用語解説も何も無いというのは読んでいて戸惑います。

  • とても面白かった!!表紙も中の挿絵も素敵です。

    外国物が苦手な理由として挙げられるのがなんと言っても名前が覚えられない。主要人物は大丈夫だけれどそれなりに重要とされる微妙な人物がどうもなかなか・・・。

    なのでそんな人物が登場するたびに登場人物を確認しなければならない。


    これが面倒。

    上巻ではそれの繰り返しに少々苛立ってしまう。

    いきなり主人公がとんでもない姿になってしまうので
    なかなか受け入れられないところもありますが

    やっぱり人って外見じゃないね
    主人公の本当のカッコ良さがじわじわと効いてきます。

    とりあえず上巻では急がず慌てずで読み進めて
    その世界観にうまく溶け込むと下巻で面白さが倍増です。

  • 選ばれし人々が変容し、魔法の力と輝くからだをもつ。そして、エラントリスという都市で、人々に崇拝されて暮らす。そんな夢のような街が、突然、崩壊。以後、変容する人々は、廃都エラントリスに「捨てられる」ようになる。 ある日、その国の王子が変容し、結婚寸前でエラントリス市民になった。彼は、エラントリスをたてなおすため奔走。何も知らずに嫁いできた姫は、国を守るために大活躍。やがて、2人は……。 

    謎に満ちたストーリーと、なにより設定が面白い。ただ、人名が多すぎて、何度かとまどいました。カバーの登場人物の紹介を、もっと詳細に書いてほしかったです。
    また、同じ作者の『ミストボーン』シリーズに比べると、テンポがやや遅い感じ。とはいえ、これがデビュー作とのこと。確かに衝撃です。

  • 玄関
    ほんだらけ袋

  • 息を呑むほどの素敵な世界観

  • 2006年12月9日読了。ある朝起きるとゾンビになっていた王子様。っていきなり主人公の1人がこんな状態で始まって、一体どんなお話???と思ったら、もう1人の主人公のお姫様と先のゾンビ王子がそれぞれの立場から国と民を救おうとがんばってます。でも、上巻読んだだけでは、まだまだ謎がいっぱい過ぎて今後下巻でどうなっていくのか非常に気になる。

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