魔境の二人組 (ハヤカワ文庫FT)

著者 : マイケル・J.サリヴァン 矢口悟

• 早川書房 (2012年8月23日発売)

感想・レビュー・書評

[カルルンさんの感想 · 2012年10月26日]

期待を裏切らないおもしろさだった。
今回は、自分のなけなしの全財産を握りしめて助けを求めに来た貧しい開拓民の少女の依頼で、魔獣退治に赴く。

かっこいいんだけど、なんだかんだでお人好しな二人である。

前回助けた王女様も再登場し、教会の陰謀、魔術師エスラハッドンの思惑、エルフの塔、そして夜な夜な人を襲う魔獣、読みどころ満載でとても満足できた。

ロイスとハドリアンの出自にもなにかありそうで、気になるところである。

[ミィさんの感想 · 2013年1月23日]

2013年1月23日読了。
で、ノヴロンの末裔って一体誰よ！？まぁ、大体想像はつきますけども。早く次が読みたい！

[ちょびこさんの感想 · 2013年1月9日]

主役2人は言わずもがな、他キャラも魅力的。人物が一気に増えて、これからどうなっていくのか、楽しみ！

[いりやいちかさんの感想 · 2013年1月7日]

二作目。いろいろ謎が明らかになったり、次巻がすっごい気になる終わり方だったり。早く次の巻出て欲しいです。

[pandarionさんの感想 · 2012年9月26日]

シリーズ2作目。
前作から2年後、再び彼等の前に開かれた扉。その先には、凶暴な魔獣が牙を見せ待ち構えていた。
アクション物としても読み応えがある本シリーズは、ファンタジーにありがちな脳ミソが煙を出しそうなごちゃごちゃ感もなく、本当に読みやすい。するすると入っていけます。ストーリーもよく練られているし、何より主人公達が魅力的。魔獣との死闘の描写もグロくない。けれど、単にハッピーエンドな訳もなく、適度に黒い。このバランス具合がいい。　
で、今回も謎を撒けるだけ撒いて、次回作に続きます。　続き、出ますよね？　本当に楽しみにしてます。

[karellenさんの感想 · 2012年9月15日]

前作に続いて面白い。あの少女がこれからどうなるのか、続きが気になる。

[caelumiteさんの感想 · 2012年9月2日]

1巻よりずっと面白くなってた。
なんだかんだで一国の王位継承争いだけだった1巻から、かなり世界観が広がった。ちょっといきなり過ぎる感もあるから、読み直さないといけないけど。
キャラもけっこう容赦なく死ぬし、意外なやつが踏ん張ったりもしてる。トマス助祭は最初、典型的な日和見系かと思ったら、終盤でわりと頑張ってた。
まあ最後のオチはばっちりベタだったけど。

[銀狐さんの感想 · 2022年1月30日]

全六巻のうちの二冊目。前巻の2年後くらいの話。辺境からはるばるやって来た、見るからに貧しい少女の依頼を受けたことから、危険で壮大な冒険に。今作はよりファンタジー色が強いかな。陰謀とか神話の真実とか、覇権争いとか、あれこれ含めつつも、やっぱり読みやすい。二人組の素性も見えてきたし、気になる未来も増えてきた……けど、今のところ以降の巻は日本語では読めない。出版から10年、望み薄なのが残念。

[uohitoさんの感想 · 2020年2月29日]

このシリーズ2冊目になるのだけれど、早く次が読みたいという感じ
増えていく登場人物が、それぞれ面白いキャラクターなので、どんなストリーを展開していくのか楽しみです

[にゃん子さんの感想 · 2013年5月11日]

こういうファンタジーが大好きなんだな〜としみじみ。ユーモアもありつつ何で！って理不尽もありつつ。超続きが読みたいので早川書房に嘆願しそうです（笑）