- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150301187
感想・レビュー・書評
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スタフォラスの砦から脱出したグインたちは、筏でケス河を降ってセム族の住むノスフェラスへと向かおうとします。
しかし、彼らを生け捕りにしようとするモンゴールの公女アムネリスは、大群を差し向けます。ふたたびグインたちは囚われの身となりますが、辛うじて免れたイシュトヴァーンに助けられ、スニの故郷であるノスフェラスへとたどり着きます。
キャラクター造型もオーソドックスで、安心して楽しむことができます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2014/01/24〜01/31
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2013/03/08
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イシュトヴァーンかわいいよイシュトヴァーン
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イシュトヴァーン伊達男すぐる。
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第一巻を読み終えてから、実に一年ぶりに二巻にとりかかりました。
古びた言い回しが多いですが、その表現力はさすがです。
本格ファンタジーとして安定感があります。
ノーマンズランドを跋扈する異形の物たち、そして全体を包む禍々しい気の描き方もすばらしい。
この巻ではグイン一行の逃走が描かれており、常に追われる緊迫感があります。
先にアニメを見てしまってこのあたりのストーリーは大まかに分かっていましたので、新鮮味は感じませんでした。 -
イシュトヴァーンというムードメーカーを得て(笑)前途多難な旅の再スタート。まだ2巻なのに凄いスピード感です。生物の気持ち悪さが際立ってます;
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このシリーズは一冊の短い中に密度の濃い物語を綴っている。なので、短いながらも何度も山場があって、読んでいて飽きないような展開になっている。印象に残っているのは、ケス河をイカダでくだる場面、イシュトバーンの裏切りによって捕虜になってしまう場面、裏切ったかに見えたイシュトバーンによって救出されるが追っ手に追いつかれて窮地に立たされる場面、そして最後に一件落着したかのように思わせておいての大量の敵の出現。かなり強引な展開ではあるけれど、その分展開が早いので読みやすかった。