紅の密使―グイン・サーガ(12) (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150301620

感想・レビュー・書評

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  • なつかしいな。
    なにもかもが。

  • ぐおおお!出たアンダヌス!こういうキャラも書き込んで印象的なキャラにするのが薫すごいという所です。

  • 新興国モンゴールに滅ぼされた中原の華パロ。しかし、そのパロ奪還を目指す役が動き出す中、それは沿海州の諸国にも影響を及ぼします。パロにつくのか、モンゴールにつくのか、あるいは中立を目指すのか、会議が開かれます。諸国間の思惑がせめぎあい、陰謀が展開されます。そして、その中にイシュトバーンの姿が現れ…
    沿海州会議の行方はいかに、イシュトバーンはどのように動くのか、パロを目指すレムスの戦いは、物語に新しい糸を織り込む巻です。

    ヴァーレン会議
    紅の密使
    レムス初陣

    著者:栗本薫(1953-2009、葛飾区、作家)

  • イシュト……あんたって子は!

  • 再読。
    表紙のアンダヌスが不気味です・・。
     アグラーヤがパロのために出兵するには沿海州各国の了承が必要、ということで会議が開かれるわけですが、それぞれの思惑があり誰が味方で誰が敵なのか錯綜しています。一応、賛成多数で出兵が決まったのですが、それを信じていいものやら、何やらきな臭い感じがします。
    イシュトが手に入れた密書はパロとモンゴールの命運がかかっています。モンゴールには行けないイシュトの事情。これも全てヤーンのお導き、運命ということ。
    ミリアが可哀相だったなぁ。

  • 既読本

  • レムスに加勢することを決意した沿海の王国アグラーヤのボルゴ・ヴァレンは、沿海諸国に協力を呼びかけるため、ヴァーレン会議を招集します。彼らの尽力が実って、全会一致でレムスに協力することが決まりますが、その背後で、自由貿易都市ライゴールのアンダヌス議長の老獪な駆け引きがおこなわれていました。

    さらに、ヴァーレン会議にモンゴールの間者ルグルスがもぐり込んでいたことが明らかになります。ルグルスは命を落とすことになりますが、その死に際に居合わせることになったイシュトヴァーンに、アムネリスへの密書を託します。

    一方、亡国の王として名乗りを上げたレムスは、思うような戦果を上げることができず、しだいに焦りを覚え始めます。

    このところリンダとイチャコラしているだけという印象のイシュトヴァーンが、ストーリーにおもしろい形で関わってきて、俄然彼に肩入れしたくなります。

  • アグラーヤにて沿海州会議が開催される。ヴァラキアのカメロン船長が本編で初登場。ロータス・トレヴァン、ボルゴ・ヴァレン、ヨオ・イロナ、アンダヌスなど沿海州のお歴々がこぞって登場し、それぞれの思惑に従って行動する。出兵を促すアグラーヤに対して、アンダヌスは反対票を集めるために裏工作を進めていた。そこにカメロンが潜入する。
    なぜかアグラーヤに潜入していたイシュトヴァーンは、モンゴールの間者ルグルスから、密書を渡される。そこに記された事実に驚愕しつつ、イシュトヴァーンはアグラーヤを逃げるようにして出ていく。
    アルゴスで兵を起こしたレムスは、王の初陣にふさわしい成果もないまま焦りを感じていた。そこに、アルド・ナリスが生きていて、クリスタルを奪還したものの、寡兵にて籠城中という報を得る。ナリスはレムスに現状を打破する策を送るが……。

  • 2013/05/20

  • 気色よろしくないおっさんが表紙だなあと思ったらやっぱりキモかった。カメロンさん頑張って。やはりイシュトを探してたのか♪イシュトはやはりどこかおバカで憎めないんですが…。ホントに仕方ない奴。やはりリンダとはもう同じ方向を見る事はないのでしょうか。寂しい。

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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