銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ (ハヤカワ文庫 JA 185)

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著者 : 大原まり子
  • 早川書房 (1984年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150301859

銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ (ハヤカワ文庫 JA 185)の感想・レビュー・書評

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  • 古本屋さんでたまたま目にとまって、タイトルと表紙に惹かれて購入しました。そしたら、とてもすてきな小説でした。表紙の絵のようなきれいな世界が広がっています。物語の筋だけ追えば辛らつな話なのだけど、SFのきらきらした描写と、透明感のある文章で、読み終わった後はさわやかな気持ちになりました。調べてみると、最近電子書籍化されたばかりで絶版らしく、形ある本で手に入れられたことが余計うれしくなりました♪

  • SF短編集なのですがSFのハードさが無く、読みやすかったです。結構エグかったりアクションばりばりのSFを読むことが多かったのでほんわり感がすごく新鮮でした。
    殺伐とした話も最後に救いの道が少しだけ残されているような暖かな読後感でした。

  • 大原まり子の文章には余分なものが含まれていないのに遊びがある。シニカルさとユーモアが同居してて、どっちが本当なのか分からなくなるのに心地よい。イルクラを読み返して、今更はまっているが、20年前の作品群であるのに(20年前はトレンドだった、と言う単語も固有名詞で出てくるが)古さを全く感じない。
    個人的に、男女の物語は好んで読みたくないのだが、『高橋家、翔ぶ』『有楽町のカフェーで』『薄幸の町で』の敦彦とサチコ(S)の距離感が凄くいい。

  • 非未来史シリーズの短編集 と思いきや実は表題作のサーカス一座の主ガードゥスは"アルザスの天使猫"に登場してたりする。
    表題作の他、"有楽町のカフェーで"とその続編が好きだった。切ない。

  • 愛読書でした。

  • 借本。
    読んでいてとても気持ちがよかった。
    SF初心者におすすめな一冊。
    お気に入りの著者になりそう〜

  • 知り合いの薦めで初めて読んだ大原まり子。
    この本は短編集だった。
    SF作家なんだけどサイバーな感じじゃなくて
    ロマンチックだったり人の精神に踏み込んだり
    人間の魂の輝きをドタバタ劇の中に描いてみたりと
    多用で叙情性があってこれはおもろいわ。

    「銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ」は
    少しノスタルジーを感じさせるところもあるけど
    ハッピーでロマンチックでタイトル通りな物語。
    「地球の森の精」は宇宙人と霊という
    オカルト2大テーマを活かした作品。
    「愛しのレジナ」は人間の心の闇に分け入るような作品。
    だけど闇を暴きつつ光を見せようとしていて
    ハッピーではないけど希望を繋げるようになってる。
    「高橋家、翔ぶ」はちょっとドタバタっぽい感じなんだけど
    精神性の高潔さや輪廻からの解脱など人間の魂を扱った作品。
    「有楽町のカフェーで」と「薄幸の町で」の2作は
    同じ登場人物が登場するんだけど
    猫みたいな性格のSという女の子の態度と内面のちぐはぐな感じと
    主人公の青年とSが触れ合うことなく迎える悲しい結末が
    ほんとに切なくて胸を締め付けられた。

    全く知らない作家さんやったけど読めてよかったわ。
    萩尾望都と共通する感覚を感じるから
    萩尾望都が好きな人なら気に入るような気がした。

  • とりみきさんがマンガ化している。

  • 十代の頃読んだ。
    たぶん、当時のわたしは今よりも感受性豊だったのでしょう。

  • 宇宙とくじらはやはりつきものなんですね。最近ではイルカかも…。
    ロマンあり、ミステリあり、オカルトありの短編集

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