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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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「わ、それ、いいじゃない。食べて、飲んで、歌って、踊って。それで……」舞はうつむく、「おしまいね」ささやくような小さな声だった。おしまい、か。玄鬼は心でつぶやく。いやいや、おしまいだなんて縁起がわるい。おしまいじゃない。おひらきだ。
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「目を閉じて、耳をすましてごらん。静かに、息をゆっくりと深く吐いて。感じるだろう、舞、自分の大きさを。宇宙いっぱいに広がってゆく自分を感じないか?それがきみ自身さ。それがすべてだ。言葉なんかいらない」
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〈……戦艦、戦闘機、その他の兵器にかぎらず、あらゆる機械は、それを生んだ時代、造った人間たちの思想の表象である。地球を滅亡させうる核、生物化学兵器は、地球など滅亡してもかまわないという考えの下に生まれたと言っても言いすぎではない〉
みんなの感想・レビュー・書評
読メやアマゾンを見る限りかなり高評価であるが、正直よくわからなかった。火星三部作の第一巻。時系列的に言えばこれがクライマックスで、巻が進むに従って時を溯る構成になっているようだ。誰かのコメントにあったように『帝王の殻』⇒『膚の下』と読み進み、もう一度、本作に戻れば、作中人物が度々口にする『あなたの魂に安らぎあれ』の意味がわかるのだろうか?『帝王の殻』は積んでいるので読んでみるが、『膚の下』はソウルでは大型書店でも入手困難。アマゾンは高いし、次回一時帰国時では読んだ内容を忘れてしまいそうだ。困った、困った。
凄い!
久しぶりに、ワクワクドキドキするSF読んだ!
火星の地下空洞に精神を蝕まれながらひっそりと生きている人間と、太古から人間を守る様にプログラミングされながら、地上で伸び伸びと生活しているアンドロイド達…。
も、この初期設定だけで続きが気になる!
作者氏は理工系卒業だそうですが、偏差値50前後の文系高卒でも、難なく読める優しい文章。
かといっても、軽い訳じゃなく濃密に構成された世界観…。
はーっ…。
これは、火星記三部作の一作目。
明日から、二作目に突入します!
神林氏の単行本二冊目にして長編第一作、実は初読。汚染された地上に住むアンドロイドと、彼らが生み出すエネルギーを利用して地下で生きる人間たちの物語……と書くと、ごくありきたりな設定のごくありきたりなSF作品のようだが、リアルで緻密な科学技術設定とリアルで切ない登場キャラクターたちの感情が同居する神林作品は、やはり「ありきたり」では終わらない。硬派で王道な“サイエンス・フィクション”なのに、そうした理... 続きを読む »
★人はなぜ生きるのか。生き続けるために生きる。次の世代に希望をつなぐために生きる。未来に何を期待している?それとも未来をなくすことの罪悪感からなのか。過去からの思いが連なった重さを感じているのか。それとも遺伝子に操られているのか。
神林作品のベストワン。
初めて読んだ時の感動というか心の震えは今でも覚えてる。
雪風の方が有名だけど、やっぱこれをイチ押しします。
表紙は前の方がよかったかなぁ。
昔読んだときはいまいちよくわからなかった。
膚の下まで読んでから再読。膚の下の後日談的なものだと思って読めばなかなか面白かった。
世界観がとてもしっかりしていて、かなりインパクトが強く、読み終わった後もしばらく夢に見そうなくらい印象に残った。1980年代にこの作品を書ける作者は本当にすごいと思う。
火星三部作第一作。
火星の地表で人間に奉仕するために都市をはじめ様々な生活必需品を作り続けるアンドロイドと、そのアンドロイドから与えられる幻の食物、幻の仕事で生き続ける地下空洞都市にすむ人類の物語。
なぜ世界はこうなったのか、というのが
「膚の下」でわかる。
「帝王の殻」「膚の下」へ続く三部作の第1弾
SFは苦手なんだけどね
雪風のようなストイックな感じなのかしらん
「帝王の殻」「膚の下」へ続く三部作の第1弾
SFは苦手なんだけどね
雪風のようなストイックな感じなのかしらん
核戦争後の放射能汚染は、火星の人間たちを地下の空洞都市へ閉じ込め、アンドロイドに地上で自由を謳歌する権利を与えた。
半はおもに地下空洞都市、後半は火星地表での物語となっており、なぜ人類はアンドロイドをつくったのか、ほんとうにアンドロイドをつくったのは人類なのか、人類は何処からきたのか、失われた過去の歴史に眠る秘密とは何か、などの謎を解き明かしながら物語は一気に「エンズビル」と呼ばれるアンドロイドたちの神が降臨する佳境へとなだれ込んでいきます。火星3部作の一作目。地下都市の独特な文化や雰囲気がとても興味深かったクライマックスの怒涛の展開は興奮した。
創られたそれは、人間のテクノロジーをひきつぎ、いまや遥かにすぐれた機能をもつ都市を創りあげていた。だが、繁栄の影では、ひとつの神話がアンドロイドの間でひそやかに伝えられている。「神エンズビルが天から下り、すべてを破壊し、すべてが生まれる…」果して破壊神エンズビルは本当にあらわれるのだろうか?―人間対アンドロイドの抗争を緻密なプロットで描く傑作!<br /><br />あなたの魂に安らぎあれ<br />帝王の殻<br />膚の下<br />で完結
火星三部作の第一作。
破沙空洞都市に住む人間と、地上に住むアンチ(アンドロイド)のおはなし。
三部作読み終えたので時間があったらまた読み返したい。
長門さんが“ミステリックサイン”のラストで読んでる、“膚の下”(火星シリーズ3作目)の1作目に当たる本。 淡々と(その世界の)日常が綴られてて、どう話が展開していくのかなと思ってたら、中盤以降が速かった! ラストまでわーっと集中して読んで、そうきたか!と思って終わりました。 人間には未来が見える人がいて、アンドロイドには過去が見えるひとがいるという設定がこの人らしい。 人間に明示的に未... 続きを読む »
神林ファンの間では「あなたま」とも呼ばれる人気作品。ダーティで憂鬱な世界観がたまらない。夜明けを思わせるラストシーンも素晴らしい。
終わりを見る事のできる人間は、その前に何をすることができるのか?魂の安らぎを祈る以上のことをできるかもしれない物語。

人間が地下で生活するその上、地上ではアンドロイドが自由を謳歌していた。
人間のように暮らし、自由に生きて、死ぬアンドロイド。
死んだように地下でひっそりと生かされて、死ぬ人間。
一体なんのために...





