巡洋艦サラマンダー (ハヤカワ文庫JA―航空宇宙軍史 312)

著者 :
  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150303129

感想・レビュー・書評

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  • 古本を購入。「巡洋艦サラマンダー」と「サラマンダー追跡」は、「火星鉄道一九」に収録されている「土砂降り戦隊」と「ソクラテスの孤独」の続き。淡々と読んだ。
    収録作品:「巡洋艦(クルーザー)サラマンダー」、「サラマンダー追跡」、「アナンケ迎撃作戦」、「最終兵器ネメシス」

  • 第2次外惑星動乱勃発記念 第4弾。

    第1次外惑星動乱も終盤に入り劣勢にたたされた外惑星連合の唯一の巡洋艦サラマンダーの戦いを地味に描く。
    急造艦のため、エンジンは不調、空調も故障のなか非常な戦いをくぐりぬけていく。
    窮地に陥った外惑星連合の異常兵器「メネシス」も登場。イオの火山を利用し岩石を打ち上げ機雷原を形成するとい
    異様なアイデアも実行に移されてしまう。絶対絶命ともなれば、異常な可能性にもかけるのは戦争でも仕事でも一緒か・・・

    戦後処理も見え隠れする切ない第4弾でした。いや~人ごとではないな~。泣

  •  伊豆に行き温泉につかりながら読むと、あんまり切実感がない。
     正直、ちょっとレベルが低いような感じがする。4編ある短編の中で、感動できたのは最後のひとつだけだった。打率としてはけっして悪くないのかもしれないが。
    2006/8/5

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著者プロフィール

1951年兵庫県生まれ。青年海外協力隊などを経て作家デビュー。SF小説、冒険小説、山岳小説など広い分野で高い評価を得ている。96年「白き嶺の男」で第15回新田次郎文学賞を受賞。主な著作に「航空宇宙軍史」シリーズ、「覇者の戦塵」シリーズ、『白き嶺の男』などがある。

「2019年 『硫黄島航空戦線』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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