緋の陥穽―グイン・サーガ(49) (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
3.25
  • (5)
  • (8)
  • (50)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 232
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150305260

作品紹介・あらすじ

パロ王国クリスタル市アムブラ。そこは、たくさんの私塾が立ち並ぶ学生街として全世界に知れわたっている。今、アムブラは、街が生まれて以来の騒乱に巻きこまれていた。国王レムスの悪政に憤った過激派学生が、市庁舎占拠の暴挙に出たのだった。うろたえるばかりで有効な手段を打てないパロ宮廷。頼みの綱は、幽閉中のアルド・ナリスだったが、この時、ナリスには怪僧カル・ファンの魔の手が忍び寄りつつあったのだ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • どうなるナリス。

  • ナリスが大変なことに!グインはナリスファンがとても多かったのでさぞ胸を痛めたことでしょう。ナリス好きではなかったけどそれでも心配だったもの。

  • 緋の陥穽―グイン・サーガ(49) (ハヤカワ文庫JA)

  • グイン・サーガ49
    パロの情勢が急展開を告げる49巻。
    学生の決起、ナリスの監禁、レムスの新たな人格の発動といった
    出来事の中で、やはり脇役の凡人の扱いはこんなもんだよねと
    いうように、レムスの家庭教師役カルファンは、小者振りを発揮
    して、登場できるのも時間までかと思わせる結末になっている。
    やっぱりグインサーガに登場できるのは、それなりの人格を
    備えた人物でなければ駄目なんだろうね。

  •  2007年3月3日再読

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

栗本薫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×