- Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150305567
作品紹介・あらすじ
アルド・ナリスが政治の表舞台を去ってのち、副宰相となったヴァレリウスは、アムブラに苛酷な弾圧を加えた。主だった学生は逮捕され、塾を閉鎖され、抵抗するものはいなくなった。だが、その絶望的な状況にも、リギアだけは屈しなかった。弾圧のきっかけとなったコント子爵を謀殺する動きを察すると、すぐさまヴァレリウスに一矢を報いるべく、子爵の脱獄を計画するのだった-ナリス不在によって風雲急を告げるパロ。
感想・レビュー・書評
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ヴァレリウス&リギア。
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アムブラの大弾圧ここに極まれりという状況です。ヴァレリーがとても頑張っています。
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異形の明日―グイン・サーガ(52) (ハヤカワ文庫JA)
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パロはどうなってしまうのか?
国王レムスの施政の評価を上げるために、手を打たなければならないのに逆にアムブラを弾圧!?
アムブラは、物語の中では重要な地域だが、パロの中では圧して影響がある地域ではないのか?
どうも陰謀の中にいると、どこが重要なポイントなのか見えなくなってくる。
しかしそれにしてもアルド・ナリスはいったい何をしようとしているのか?
バレリウスはナリスに操られながらどんな役を演じていくのか?
ますますパロから目が離せないと思っていた矢先に、次巻からは門ゴールに話が移るという。
この物語はどこにいくのだろうか? -
2007年3月3日再読