死して咲く花、実のある夢 (ハヤカワ文庫JA)
- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150305666
この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。
死して咲く花、実のある夢 (ハヤカワ文庫JA)の感想・レビュー・書評
-
すごく不思議ででも泣きたくなるくらい綺麗な世界にひたーっとひたれる作品。この不条理差は絵本的世界観に近いのかも。たむらしげるさんにクジラ書いてもらいたい(笑)
最後の終わり方が好き。0コメントする -
1996年購入。実家書棚にて発掘。読んだはずなのに覚えていない。再読始めてのめりこむ。
・頭の中に読みたい形ばかりがあって受け付けなかった
・つまり敵は海賊的なものを期待した
・用語が難しすぎてついていけず全く理解できなかった
(当時すぐ検索できる便利な箱や板は無かったし調べる努力をする意志も欠落していたダメ人間だった)
読み手が未熟だと作品が迷惑する よくわかるね
読了
いやあ・・・すごい
もう何周か読める気がする
余韻に浸っていたい。
※エントロピーとは乱雑さの度合い。
熱力学とか統計学とかようわからん(SF読む癖に!)ですが
例えば人が暮らす、結果部屋が散らかっていく(エントロピーが増大)
だが、人は適度に部屋を掃除し片付ける(エントロピーの縮小)
人が生きる、記憶や思い出など雑多な脳の情報はどんどん増える一方(エントロピーが増大)
このケースの縮小とはつまり。 -
意識による世界認識への懐疑から、シュレディンガーの猫を彷彿とさせる形而上的なサイエンスフィクション兼哲学論でした。
死ぬということをコミュニケーション=情報伝達ができなくなっている状態と定義しながら、我々は果たして死んでいるのか、あるいは生きているとはどういうことか、脳と意識はインプットとアウトプットではなく受信機と電波のような形ではないか、と論を積み上げていくお話ですが、三者三様の納得の結末を読んで、なぜメインキャラが性格の異なる三名であったのか、猫が三匹なのか腑に落ち、そこまでの見事な組み立てに感動を覚えます。
彼岸を渡るということは、メメント・モリ(死を想え)というように、生きていることを考えることと表裏一体であり、究極的にら集合的意識に戻り溶け込むことであるのかなぁと少し安心し、それ故、死ぬ前にはまた読んでみたいと思います。 -
「納得して、生きろ。疑ってはいけない。自分を信じろ」
降旗少尉以下、知念軍曹、大黒一等情報士の3名は空を飛んでいたクジラ(ハンドキャノンで撃ってみた。肉の塊をゲットした!)のステーキを食いながら現状の打開策を模索していた。
彼等首都圏情報防衛軍団兵士が遂行する任務は、首相の行方不明になった愛猫“オットー”を捜し出すこと。
作戦名は「マタタビ作戦」。
たかが猫、しかしオットーは、脳に貴重な情報が入力された、全人類の未来を決する猫だった。
何とか目標を発見したものの、コンタクトを試みて失敗。本部との通信は不能となった。
現在地不明のここは、すでに死後の世界なのか? その辺に醤油は落ちてないか?!
生を願うか、死を選ぶか。
意識とは? 現実とは? 世界とは? を論理的に、ユーモラスに描いたSF小説。 -
神林氏の小説は、哲学的な内容をバックグラウンドにしながら、哲学的文学にありがちな、登場人物たちの悶々とした内面描写をあまり感じません。たぶん神林氏の描くキャラ達は自分なりの独自の哲学(線引きと割り切り)が出来ているキャラばかりだからだと思います。登場人物たちは自らの生き方を貫きながら、同時に読者には哲学的な問いかけをしている。
この「死して咲く花、実のある夢」もそんな話。自分達は既に死んでいて、生死の狭間にいる。そんな状況に置かれても自らの価値観に準じる三人の登場人物。
終始、非現実的な展開が繰り広げられますが、決して荒唐無稽ではない。生死の狭間という状況に置かれながら決して迷わない(一人除く)人物たち。
冗長に説明文を入れる事で主張するのではなく、淡々とした内容で生死についての話が綴られています。
神林長平の作品一覧
外部サイトの商品情報・レビュー
死して咲く花、実のある夢 (ハヤカワ文庫JA)を本棚に登録しているひと
死して咲く花、実のある夢 (ハヤカワ文庫JA)を本棚に「読みたい」で登録しているひと
死して咲く花、実のある夢 (ハヤカワ文庫JA)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと
死して咲く花、実のある夢 (ハヤカワ文庫JA)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと
-
- natsu61
- 2017年6月22日に登録
-
- Mishina
- 2017年3月20日に登録
-
- 鮭缶
- 2017年3月12日に登録
-
- nena196x
- 2017年3月4日に登録
-
- hamadder3
- 2017年1月27日に登録
-
- syasya4
- 2016年8月22日に登録
-
- 彩
- 2016年8月21日に登録
-
- kumakura08
- 2016年1月4日に登録
-
- 虎印はみ
- 2015年8月9日に登録
-
- usganne06
- 2015年6月28日に登録
-
- griffon09
- 2015年5月5日に登録
-
- Hrimfaxi
- 2015年5月3日に登録
-
- 足立
- 2015年1月27日に登録
-
- mizb
- 2015年1月12日に登録
-
- おこわだんご
- 2014年12月12日に登録
-
- しましまねこ
- 2014年4月20日に登録
-
- minakami503
- 2014年3月20日に登録
-
- 武次郎
- 2013年12月27日に登録
-
- 2013年10月11日に登録
-
- ask-for-the-moon
- 2013年9月6日に登録
-
- asamashi2359
- 2013年8月28日に登録
-
- A
- 2013年8月22日に登録
-
- niyopiyo
- 2013年7月15日に登録
-
- sumiy0
- 2013年7月14日に登録
-
- furoncon
- 2013年3月31日に登録
-
- MOEMOE
- 2013年3月17日に登録
死して咲く花、実のある夢 (ハヤカワ文庫JA)を本棚に「積読」で登録しているひと
死して咲く花、実のある夢 (ハヤカワ文庫JA)の作品紹介
死して咲く花、実のある夢 (ハヤカワ文庫JA)はこんな本です
死して咲く花、実のある夢 (ハヤカワ文庫JA)の単行本
死して咲く花、実のある夢 (ハヤカワ文庫JA)のKindle版
神林長平の作品

-
ブクログの読書管理アプリ
アイテム登録・レビュー投稿や本のバーコードを読み取って簡単に読書管理ができるiPhoneアプリです。詳しくはこちら
-

