終わりなき索敵〈上〉 [航空宇宙軍史] (ハヤカワ文庫JA 569)

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  • Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150305697

作品紹介・あらすじ

2020年代、地球からの自由を求めて勃発した第一次惑星動乱を、航空宇宙軍は圧倒的な力で鎮圧した。それから11年後、射手座方向から太陽系にむかって急接近してくる物体があった。射手座重力波源と呼ばれるこの飛行物を観測するため、航空宇宙軍は人類初の外宇宙観測艦ユリシーズを探査に向かわせるが…乗員たちが見たのは、汎銀河連合により滅亡の道をたどる人類の姿だった。航空宇宙軍史最大のクライマックスが始まる。

感想・レビュー・書評

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  • 「航空宇宙軍史」シリーズの中で、この作品だけは絶版になっていないようだが、古本を購入。話は壮大になったが、このシリーズの魅力だった現実感が失われたような気がして残念。下巻に期待。

  • 谷甲州を読み始めて二冊目なんだけど結構難解に感じた。観測艦ユリシーズから始まり、時間を前後しながら航空宇宙軍と凡銀河連合の戦いの歴史をなぞる。同出版社から出ている「惑星CB-8越冬隊」も少し出てきた。 ただ、難解ではあるが傑作であることには間違いない。

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著者プロフィール

1951年兵庫県生まれ。青年海外協力隊などを経て作家デビュー。SF小説、冒険小説、山岳小説など広い分野で高い評価を得ている。96年「白き嶺の男」で第15回新田次郎文学賞を受賞。主な著作に「航空宇宙軍史」シリーズ、「覇者の戦塵」シリーズ、『白き嶺の男』などがある。

「2019年 『硫黄島航空戦線』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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