ユラニア最後の日―グイン・サーガ(62) (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150306069

作品紹介・あらすじ

イシュトヴァーンとタリクひきいるモンゴール‐クム連合軍は、タルー、ネリイのユラニア軍に、数のうえではおよばなかった。そこで、イシュトヴァーンは得意の奇襲作戦にうってでた。まずは敵の虚を突き、大将のひとりであるネリイの首級を狙おうというのだ。イシュトヴァーンは夜陰に乗じ密かに軍を進め、朝まだき、敵陣へといっきに切りこんでゆく…ゴーラの覇権を賭けた壮絶な戦いの火蓋が、いま切って落とされた。

感想・レビュー・書評

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  • 獅子奮迅のイシュト―!

  • 憂鬱極まりない国ユラニアでしたが、一国が無くなるという事がリアルに感じられる小説はグインサーガ位でしょう。感慨深い。

  • ユラニア最後の日―グイン・サーガ(62) (ハヤカワ文庫JA)

  • ついにまたまた激しい戦闘シーンが。
    ユラニアを乗っ取った、ネイリとタルーの軍にイシュトバーンの軍勢が猛攻を掛ける。
    イシュトバーンの獅子奮迅の戦いぶりを見るにつけ、自分の現在の軍勢(自分の部下)のなんとももどかしいことかと、なぜかグインに今の自分の姿を重ね合わせる。イシュトが作り上げた軍隊が自分の思うとおりに自在に動くのに対して、自分の部下のなんとわがままなことか?それとも自分の采配の仕方、戦略が間違っているのか・・・。
    そんな事を考えながら、行き帰りの電車で物思いに耽る。

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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