- Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150306069
作品紹介・あらすじ
イシュトヴァーンとタリクひきいるモンゴール‐クム連合軍は、タルー、ネリイのユラニア軍に、数のうえではおよばなかった。そこで、イシュトヴァーンは得意の奇襲作戦にうってでた。まずは敵の虚を突き、大将のひとりであるネリイの首級を狙おうというのだ。イシュトヴァーンは夜陰に乗じ密かに軍を進め、朝まだき、敵陣へといっきに切りこんでゆく…ゴーラの覇権を賭けた壮絶な戦いの火蓋が、いま切って落とされた。
感想・レビュー・書評
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獅子奮迅のイシュト―!
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憂鬱極まりない国ユラニアでしたが、一国が無くなるという事がリアルに感じられる小説はグインサーガ位でしょう。感慨深い。
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ユラニア最後の日―グイン・サーガ(62) (ハヤカワ文庫JA)
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ついにまたまた激しい戦闘シーンが。
ユラニアを乗っ取った、ネイリとタルーの軍にイシュトバーンの軍勢が猛攻を掛ける。
イシュトバーンの獅子奮迅の戦いぶりを見るにつけ、自分の現在の軍勢(自分の部下)のなんとももどかしいことかと、なぜかグインに今の自分の姿を重ね合わせる。イシュトが作り上げた軍隊が自分の思うとおりに自在に動くのに対して、自分の部下のなんとわがままなことか?それとも自分の采配の仕方、戦略が間違っているのか・・・。
そんな事を考えながら、行き帰りの電車で物思いに耽る。