修羅―グイン・サーガ(69) (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 233
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150306298

作品紹介・あらすじ

イシュトヴァーンは、彼の傭兵時代の行為が国への反逆にあたるとして告発され、トーラスで審問を受けることになった。臨時法廷に出廷したイシュトヴァーンだったが、まるで罪人のような扱いに怒り心頭に発する。一方、弁護をかってでたカメロンは、不利な状況下にありながら、イシュトヴァーンを守るために、鬼神のごとき迫力で告発側の証人に迫る。やがて審問が進むうち、事態は思いもかけぬ恐るべき展開を見せ始めた。

感想・レビュー・書評

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  • イシュト。
    カメロン。
    アムネリス。

  • なんだかんだ悲しい話とかあってもそこまでではありませんでしたが、イシュトヴァーンを取り巻く空気が最悪になっていきます。アムちゃんが激おこです。

  • 修羅―グイン・サーガ(69) (ハヤカワ文庫JA)

  • 法廷でカメロンがどのように鮮やかにイシュトを無罪に持っていくのか、弁舌をスゴク楽しく読んでいたのにそうなったか~~。ちと期待に反した残念な成り行きであった。イシュトの真実が明らかになり全てが終わった後の矜持あるアムちゃんは凛としていて好感が持てた。いつもこれくらい落ち着いて賢そうだったら好きなのになあ。

  • 1999年最後の作品となったグイン・サーガでイシュトバーンがさらに変貌を遂げた。ますます凶暴で自己中心的になったイシュトとそれを必死で守ろうとするカメロン。そして遂に審問委員会が。
    最近のグインサーガは回顧シーンが増えてきているように思えるが、今回はイシュトの過去が振り返られた。
    それにしても青騎士団が幾重にも取り囲む、厳重な警備体制にある審問委員会から、どのように逃れるのかと読み進めたが、最後には逆に金蠍宮をイシュトに制圧させてしまうストーリー展開。
    ここまでやるかといった感じでした。

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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